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2024年下半期のテレビドラマ界における出来事を振り返る #専門家のまとめ

中村裕一エンターテイメントジャーナリスト
「ふてほど」が流行語大賞に(写真:西村尚己/アフロ)

2024年もいよいよ終わりを告げようとしている。今年もたくさんのドラマが生まれ、話題となった。同時にその周辺でもささまざまな出来事があった。今年下半期のテレビドラマ界で起きたトピックスをまとめてみた。

ココがポイント

日テレ4月期ドラマ制作中止 漫画原作 民放関係者「原作者側と調整つかず」
出典:スポニチ Annex 2024/9/30(月)

新語・流行語大賞、年間大賞は「ふてほど」 テレビドラマ関連は「じぇじぇじぇ」「倍返し」以来、11年ぶり
出典:スポーツ報知 2024/12/2(月)

俳優 西田敏行さん死去 76歳 北野武さんら悼む声相次ぐ
出典:NHK 2024/10/17(木)

高畑充希&岡田将生、結婚 出会いは昨秋、ドラマ「1122 いいふうふ」共演で 今年に交際スタート
出典:スポニチ Annex 2024/11/19(火)

エキスパートの補足・見解

80年代から90年代にかけてテレビドラマをヘビーに視聴していた世代ということもあってか、西田敏行や火野正平、そして中山美穂と、自分にとってもなじみ深い多くの俳優が今年、この世を去った。

個人的に西田敏行は『池中玄太80キロ』(1980年)『タイガー&ドラゴン』(2005年)『俺の家の話』(2021年)、火野正平は『新・必殺仕置人』(1977年)『混浴露天風呂連続殺人』シリーズ(1995~2007年)、そして中山美穂は『もしも願いが叶うなら』(1994年)『眠れる森』(1998年)が印象深い。それぞれサブスクやCS、地上波再放送などで見れる機会があったらぜひ見て欲しい作品である。

また、配信ドラマ『1122 いいふうふ』で共演した高畑充希と岡田将生が結婚を発表。コメディからシリアスまで幅広く柔軟に対応できる俳優・小芝風花が所属事務所を移籍することを発表するなど、環境の変化を報告するニュースも相次いだ。

来年はいったいどんな1年になるだろうか。なかなか先行きが見渡せない社会情勢のなか、人々の心を照らし、癒してくれるような明るい話題がドラマ界に増えることを願っている。

エンターテイメントジャーナリスト

テレビドラマをはじめ俳優などエンタメ関連のインタビューや記事を手がける。主な執筆媒体はマイナビニュース、週刊SPA!、日刊SPA!、AERA dot.など。

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