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中古ルアーはここを見る!値段の相場や注意すべきポイントとは?

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中古釣具専門店ができるほど中古市場が普及している釣り業界。

欲しい釣具がある時に、少しでも出費を抑えようと中古でルアーを購入する方も多いのではないでしょうか?

ですが中古ルアーは新品と違って相場観が分からずに損をしてしまったり、状態が悪いものを購入して失敗してしまうことも珍しくありません。

そこで今回は、自身も中古ルアーをよく購入する筆者が、自身の経験をもとに中古ルアーの相場観購入する際の注意点について紹介します。

筆者の中古ルアー購入時のフローを公開!

まずは全体像をつかんで頂くために、筆者が中古ルアーを購入する際のフローについて紹介します。

  1. 定価を調べる
  2. 過去の取引の最安値を調べる
  3. 現在出品中の商品の最安値を調べる
  4. 過去の取引の行われた時期を調べる
  5. 希望の金額の商品が登場するまで待つ

といったフローで購入するようにしています。

ここでは筆者が過去にフリマサイトで購入したブルーブルートレイシー15を例に詳細を紹介します。

筆者が実際に購入した事例を紹介

こちらが先日、筆者が中古で購入したブルーブルーのトレイシー15。

こちらは非常に人気のあるルアーなので、中古でもあまり値段が下がりにくいタイプのルアーです。

①定価を調べる

まずは購入前に商品の定価を調べます。

公式HPで確認したところ、小売り希望価格は1,595円(税込)でした。

もし中古の商品(新品未開封を除く)でも1,400円程度で取引されるようであれば、筆者の場合は新品の購入を視野に入れます。

②過去の取引の最安値を調べる

続いて過去の商品の最安値を調べます。

ただしいくら安くても泳ぎに影響があるようなアイテムだと失敗することも多いので、いわゆるジャンク品などは除いた方が無難です。

今回の場合は過去に900円で取引が行われていたようで、900円程度で買えれば満足かと思います。

③現在出品中の商品の最安値を調べる

次に現在出品中の商品の最安値を調べます。

筆者が調べた時点では一番安いもので1,100円で出品されていました。

④過去の取引の行われた時期を調べる

続いて過去の取引が行われた時期を調べます。

今回の場合もし900円で過去に取引が行われていたとしても、その事例が半年以上前であれば次に同じ値段のものが出るまで相当待つ必要がありますし、900円程度で頻繁に取引されているようであれば、900円程度で粘るのもアリだと思います。

今回の場合は900円のケースがレアだったので、最近でも何度か実績のある1,000円のラインを狙って購入することにしました。

希望の金額の商品が登場するまで待つ

相場がある程度把握できれば、最後に希望の金額の商品が登場するまで待ちます。

当然、希望金額が現在出品中の商品の値段を下回る場合は他の人も欲しがることが多いので、本気で商品を探す場合は1日に何度も検索して希望価格での出品がないかチェックするようにしましょう。

筆者は時間をかけてじっくり待つタイプなので、長いものだと3か月くらいチェックすることもあります。

もし近い値段で出品されている商品があった場合、1週間ほど経っても売れていないものや、出品者が徐々に値段を下げている場合は、こちらから希望価格で交渉をするというのも手です。

今回のケースでは2週間程度チェックし続けた結果、最安値の900円で購入することができました。

中古ルアーで見るべきポイント

中古ルアーは値段が安いのが魅力ですが、場合によっては壊れていて結果的に失敗してしまうことも。

ここからは中古ルアーの状態で見るべきポイントについて紹介します。

表面の傷

一つ目は表面の傷について。

表面の傷については筆者の場合、よほどカラーにこだわりがある場合を除いてそれほど気にしないようにしています。

自分で使用していても傷はつきますし、魚の歯形があった方がかえって実績のあるルアーとも取れます。

ただしお気に入りのルアーについた魚の歯形は釣り人にとってもメモリアルなので、自分で歯形をつけたいルアーは表面の傷を避けるようにしています。

ひび割れ

ひび割れのある商品については筆者は例外なく避けるようにしています。

ひび割れがあると浸水のリスクがある他、使用していると写真のようにボディが割れやすくなってしまいます。

リップ折れ、リップのひび

リップの折れ、ひび割れがある商品についても避けた方が無難です。

リップが折れると正常にルアーが泳がず、また修理も困難なので、直せる自信のある方でない限りはオススメしません。

フックのサビ

フックのサビについては筆者はあまり気にしていません。

筆者の場合、フックは交換して使用することが殆どなので、フックの状態が悪いものや、フックなしのものでも気にせず購入しています。

ただしスピナーベイトなどフックの交換ができないタイプのルアーについては新品しか購入しないようにしています。

重心移動の不具合

重心移動に不具合のあるルアーについては避けた方が無難です。

重心移動は精密で自分で修理することが困難で飛距離や泳ぎに影響が大きいので、よほどの理由がない限りは避けた方がいいかと思います。

今回は中古ルアーの相場や見るべきポイントについて紹介しました。

中古ルアーはうまく活用すれば費用を抑えて釣りが楽しめる反面、不良品などのトラブルのリスクもあります。

今回紹介した内容はあくまで筆者の経験に基づいたやり方なので完全にリスクを回避できるわけではないのですが、中古ルアーを購入する方は参考にしてみてはいかがでしょうか?

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