マメな人ほど良く釣れる!釣りが上手い人に共通する習慣とは?
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釣り人であれば誰しも「もっと釣りが上手くなりたい」と思うもの。
筆者の身の周りにも釣りが上手な方々がいらっしゃるのですが、お話ししてみるとマメな方が多く、共通しているある習慣があるように思えます。
そこで今回は、筆者の周りの釣りが上手い方に共通するある習慣について紹介します。
釣りが上手な人に共通することとは?
筆者が考える釣りが上手な方に共通すること、それは釣行記録をつけることです。
筆者も10年以上釣りをしていることもあり、たくさんの釣り人の方とお話ししてきたのですが、釣りが上手だなと思う方は必ずと言っていいほど釣行記録をつけています。
記録する方法は手書きのメモであったり、アプリであったりと様々ですが、釣行記録をつけている方はその時の条件を細かくメモして釣れた要因を分析しているので、再現性のある釣りをすることでコンスタントに釣果を上げているのです。
筆者も昔は釣行記録をつける習慣がなかったのですが、釣行記録をつけるようになってからは
- 釣りに再現性が出てきた
- より細かい点を気にするようになった
といった変化が見られ、以前よりもボウズになる確率が減ったと感じています。
ではここからは、釣行記録でどんなことを記録すればよいのかについて紹介します。
釣行記録は何を記録するべき?
釣行記録をつけると言っても、具体的にどのようなことを記録すればいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
結論としては「何でも良いから気づいたことを書く」といった気軽な気持ちで大丈夫です。
筆者も初めの頃は魚が釣れた日付や場所くらいだったのですが、釣りが終わってから「これが釣れた要因かも…」とその日釣れた要因を振り返るうちに、水温や天気、潮回りなど記録する内容が増えてきました。
ただ具体例が知りたいという方もいらっしゃると思うので、現在筆者が記録している内容についても紹介します。
その① 釣行日
一つ目は釣行日です。
特にシーズンの釣れ始めと最後に釣れた時期は重要で、「今年は10~12月まで釣れたから、今年もそろそろ釣れるだろう」といった来年以降の時期の予測に役立ちます。
ただし季節の進行は年によってもマチマチなので、後述する水温とセットで記録するとなお良いです。
その② 水温
二つ目は水温です。
魚は水温によって行動が変化することも多く、温度が1度変わっただけで捕食や産卵のスイッチが入って食いが悪くなることもあります。
また季節の進行を把握するのにも便利で、筆者も実際に去年の10月末にシーバスが釣れていたポイントに足を運んだところ全くベイトが入っておらず、水温を測ってみると去年の同じ時期よりも水温が2度高かったことから「今年は季節の進みが遅そうだ」と判断することができました。
釣果がアップする水温計の使い方や、釣りでオススメの水温計については下の記事で紹介しています。
その③ 釣れた場所
三つ目は釣れた場所です。
釣れた場所も非常に重要な情報で、魚が釣れる場所というのは
- 魚を追い詰めやすい
- 身を潜めやすい
- 流れがある
といった何かしらの魚が寄り付きやすい要因があることが多いので、条件を揃えれば再現性のある釣りができるようになります。
もし可能であれば、魚が食ってきた位置まで把握できると「あの橋脚に身を潜めている魚はこのコースで食わせる…」といったように具体的にイメージできるようになり、再現性を高めることができます。
その④ 潮回り
四つ目が潮回りです。
特に海釣りや河川の釣りでは非常に重要で、同じ場所で記録をつけてみると「中潮でばかり釣れている」といった特定の潮回りでよく釣れる傾向がみられることが多いです。
またこの時、必ずセットで記録しているのが釣れた時の時刻。
筆者の経験上、魚は潮位によって居付く場所が変わったり、捕食しやすい潮位があるようで、時刻も合わせて記録することで潮汐表で潮位も把握することができます。
だんだん釣り場の特徴が見えてくると「中潮の下げがいい」といった細かい傾向までつかめてくるようになります。
その⑤ 使用したルアー
五つ目が使用したルアーです。
使用したルアーの名称、サイズ、カラーなどを細かく記録します。
その際、そのルアーをチョイスした理由や詳細な使い方についてもメモしておくと、より再現性を高めることができます。
今回は釣行記録や、記録すべき内容について紹介しました。
筆者の場合、記録をつけるようになってから釣れた要因まで細かく考えるクセがついて、今までよりボウズになることが減ったように感じるので、興味がある方はぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?