やめたらラクになった!片付けのプロが「12月にするのをやめたこと」3選!
整理収納アドバイザーむらさき すいこです。仕事に家事、育児と日頃から忙しいのに、師走になるとタスクが増えて苦しくなっていませんか?今回は、片付けのプロである私が「12月にやめたこと3選」についてお伝えします。
1.年賀状
毎年、年賀状を作成しなきゃ・・・というプレッシャーを感じていませんか?わが家は夫婦ともに年末ギリギリまで仕事。恥ずかしながらここ数年は、年賀状作成の押し付け合い状態になっていました。そのため夫婦で話し合いをして年賀状を卒業することに。「年賀状じまい」をする旨と、それぞれの「SNSのID」を記載して最後の年賀状を発送しました。一抹の寂しさも感じましたが、年賀状を送り合っている人とは日頃からSNSで繋がっており、会うことができています。更には、年賀状でしか繋がっていなかった人とは、これを機にSNSでより気軽に連絡を取り合えて20年ぶりに再会することができました。
2.大掃除
大掃除も年末になると増えるタスクのひとつ。前述したように夫婦共に年末まで仕事をしているため、以前は週末は休む暇なく大掃除に追われて、大晦日にはグッタリ。そこで、大がかりな大掃除をやめることにしました。大掃除の本来の意味は歳神様をお迎えするため。ですから、わが家は最低でも玄関だけは大掃除をすると決めて、余力があれば他の場所もするようにしています。できれば気候の良い11月から窓ふきやカーテン洗濯など小掃除をスタートしておくのもおすすめ。また、わが家の場合は、浴室と台所の換気扇の掃除は1年に1度のペースで清掃業者に依頼しています。限りある時間と労力を有効に使うためにもアウトソースするのも一案です。
3.おせちの注文
子どもの受験などで帰省できない年は、以前はおせちを注文していました。注文すると手間が省けるうえに食卓が華やかになり良いですよね。ところが、わが家の場合は子供がそれほど喜ばず、いつまで経ってもなくならないおせちを大人が食べ続けるという事態に。そこで、おせちの注文をやめて、家族が好きなものだけを作ったり、買ったりしてお重に詰めています。食品ロスも無くなり、家族も喜んで良いこと尽くめでした。
いかがでしたか?
賛否両論あると思いますが、決して「やめること」を推奨しているわけではありません。年中行事は大切なもの。一方で時代に合わせて変化しても良いのではないかと思います。日頃から、仕事や家事、育児に追われているあなたが、1年の締めくくりの月に何かに追われることなく心地よく笑顔でいられることが大切なのです。自分にとっての心地よさを考えるきっかけになると嬉しいです。