以前、ご紹介した人気のおそば屋さん「そば処 山乃屋」が6月29日に閉店しました。

40年の長きにわたり営業していたので、筆者も含めて「そば処 山乃屋」が好きだった方は寂しく感じているのではないでしょうか。

「そば処 山乃屋」があった場所には、8月4日に『そば処 花の家』がオープンしています。

改めて場所をご紹介すると国道39号線沿いの永山3条14丁目。イオン旭川永山店とコープさっぽろシーナ店のちょうど中間ぐらいです。

看板やのれんは『そば処 花の家』に変わっていますが、店舗の外観は「そば処 山乃屋」の時のまま。入口の横に置かれた信楽焼のたぬきもいました。

伺ったのは11時半ごろですが、店内はほぼ満席状態。唯一空いていた小上がりの6人用テーブルに案内されました。（大きなテーブルを一人で使うのは、小心者の筆者としては落ち着かないのですが・・・）

その後も次々とお客さんが来店していたので、オープンして1ヶ月ですがすでに人気店になっているようです。

「そば処 山乃屋」の常連客と『そば処 花の家』の復活を待っていたお客さんが訪れているんでしょうね。

『そば処 花の家』は2013年に西武旭川店のB館10階で開業。その後旭川フードテラスやイオン旭川駅前店と場所を転々と変えて営業していましたね。

お品書きには冷たいそば、温かいそば、丼もの、セットメニューが並んでいますが、意外にメニュー数は少なくシンプルです。

今回は「親子丼セット」を注文しました。

そばは上川町産の「大雪そば」を石臼挽きして、東川町の旭岳源水を使って打った二八そば。

つゆには地元旭川の老舗「日本醬油工業」のキッコーニホンを使っているそうです。

玉子丼はしっかりとした味付けでつゆが多め。あっさりとした冷たいそばとの相性は抜群ですね。

移転オープンして1ヶ月。まだまだ店員さんのオペレーションがバタバタしている様子。

これから涼しくなって温かいそばが美味しくなるので、もう少し経ってから再訪してみようと思います。