プロにおまかせ 自分で投資 正解はどっち?富裕層がやっている資産運用
野村総合研究所の調べ(2017年)によると、日本には金融資産(不動産を含まない)が、5億円以上の「超富裕層」が8.4万世帯、1億円以上5億円未満の「富裕層」が118.3万世帯、5000万円以上1億円未満の「準富裕層」が322.2万世帯もいるようです。
超富裕層の多くは自分で資産運用をすることはあまりありません。車の運転、自宅の掃除、税金、法律、資産運用などそれぞれの専門家を頼る傾向があります。多くの人にとっては本業が忙しく、金融の仕事に就いている人を除いてはプロにお願いをしたいというニーズがあります。
費用を払ってでもプロにお願いをすることによって、時間の節約ができ(プロが何十年にも渡って築いたノウハウを利用)、精神的な負担から開放される、メリットがあるからです。また、よいアドバイザーを探すことができれば、コスト以上のリターンを追求できる場合もあります。
これに対して、自分で資産運用を行うと大失敗をする人も中にはいます。「投資信託を買って退職金を半分に減らしてしまいました」「毎月分配型投資信託を持っているのですが、この数年で元本が大きく減っています」などです。
人間は合理的になることはなかなか難しいものです。ましてやビギナー投資家にとってはリーマンショックやコロナ危機などいきなり酷な相場にさらされるリスクもあるわけです。
ある程度の資産になるまでは自分で資産運用をすべきなのでしょうか。もしくは最初からIFAやロボ・アドバイザーなどプロにお任せをするサービスを頼るほうがよいのでしょうか。それぞれメリットデメリットを検証していきましょう。
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