大阪・西梅田にある「ザ・リッツ・カールトン大阪」の「ザ・ロビーラウンジ」では、2023年7月3日（月）から8月7日(月）までの期間限定でアフタヌーンティーの創始者アンナ・マリアさんをテーマにした「アンナ・マリアズ ティールーム アフタヌーンティー」がいただけます。

アンナ・マリアズ ティールーム アフタヌーンティー

「アンナ・マリアズ ティールーム アフタヌーンティー」は、1840年頃にアフタヌーンティーという新たな習慣を始めたと言われているロンドン北部の貴族である第7代ベッドフォード公爵夫人、アンナ・マリアさんをテーマとしたアフタヌーンティーです。

当時の人々は主食を1日2回、朝食と夜の8時頃に食べるのが一般的でした。時間があいているのでお腹がすきますね。

彼女は、その間の時間帯に友人たちを自分の部屋に招待し、紅茶や軽食でおもてなしをしたそうです。

この習慣は上流階級で非常に人気となり、やがてはヴィクトリア女王までもが楽しまれるようになったそうです。

というわけでアンナ・マリアさんはアフタヌーンティーの創始者と言われています。

今回のアフタヌーンティーセットは、彼女が好んだ紅茶や当時人気のフルーツを使ったり、ゲストをもてなしたブルーを基調とするお部屋をイメージして作られています。

当時のお茶会の様子を思い浮かべながら優雅に楽しみましょう。

さまざまな茶葉を使ったスイーツ

3段スタンドの上段に4種のスイーツ。アンナ・マリアさんはさまざまなお茶をたしなんだそうで、すべてのアイテムに茶葉を使っています。

アーモンドのコクがしっかり味わえるタルトに、シードルとルイボスティーで仕上げたりんごのコンポート、シナモンクリームをエレガントにしぼり、アーモンドフレークを散らしています。シェフのイチオシで、私もこちらが一番好きでした！

彼女が好んだとされるアッサムティーを使ったチャイのムースに、当時希少な果物であった南洋フルーツのパイナップル、マンゴー、キウイをトッピング。エキゾチックな味わいにうっとり。

ジャスミンティーの香るスポンジに甘酸っぱいアプリコットムースがとろり。彼女がゲストをもてなしたお部屋の色、ブルーにインスピレーションを受けたそう。

ダージリンのミルクティームースにシャンティークリームとブルーベリー。ティーカップをイメージしたビジュアルがかわいいですね。

カモミールティームースに、カモミールティーで風味付けをしたパイナップルと、アイスクリーム。こちらは別皿で提供されます。甘美な味わいにうっとり。

グルメなセイボリーが4種

トレイの中段には、こだわりのサンドイッチ、キッシュ、冷製スープが並びます。クオリティも高く、シャンパンやワインなどにも合うラインアップです。

毎回お気に入りのベイクドスイーツ

ユニオンジャックのチョコレートを掲げたアールグレイ香るヴィクトリアスポンジに、クリームチーズのアイシング。

プレーンのスコーンに酸味のあるアプリコットジャムと、クロテッドクリーム。

チーズの塩っけがあるスコーンに、チャツネのような甘い玉ねぎのジャムとブルーチーズを合わせて。チーズの種類は日によって変わるそうで、今日はイギリスのスティルトンでした。

スコーンがコンディメントを変えて2種いただけるとは格別ですね。

紅茶とグラスシャンパーニュ

紅茶はイングリッシュブレックファーストを、何杯もおかわりしていただきました。

シグネチャープランでは、ルイナールのロゼシャンパーニュがグラスで1杯ついています。

シグネチャープランではマカロンのお土産もいただけます。家に帰ってからもアフタヌーンティーの余韻が楽しめますね。（マカロンの種類は異なる場合があります）

アフタヌーンティーの祖、アンナ・マリアさんが催したお茶会に思いをはせながら、優雅なひとときを過ごしたい方はぜひ行ってみてください。

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取材協力：ザ・リッツ・カールトン大阪