関節リウマチになるとどうなる?-気になるその症状やチェック方法を分かりやすく解説!-
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は…
【関節リウマチ】について解説していきます。
関節リウマチは、関節に炎症がおこり、
腫れ・痛み・変形などの症状が特徴の疾患。
好発年齢は、20代~60代と幅広いですが、
特に30代~50代の女性に発症が多いです。
関節リウマチは、
関節まわりの「滑膜に炎症」がおき、
↓
軟骨や骨が破壊し、
↓
最終的に関節が破壊されてしまいます。
最初は、
手指や足などの小さな関節に腫れや痛み、
朝に関節のこわばりが自覚されます。
↓
しかし進行していくと肩・首・膝などの
大きな関節にも炎症がおこってしまう。
関節リウマチの好発部位
関節症状は、全身に起こりますが、
症状が起こりやすい部位があります(以下)
●手…第ニ関節(PIP関節)、指の付け根(MP関節)
・親指の第一関節(IP関節)・手関節(手首)など
●足…親指(外反母趾)・足関節(足首)
↓進行↓
●全身…肩・首(環軸関節)・膝・股関節
関節リウマチの原因
関節リウマチの原因は、まだハッキリ
していませんが、遺伝的要素と環境因子の
2つが関与しているといわれています。
遺伝的な要因
+
環境因子(外的要因:ウイルスなど)
↓
免疫の異常
↓
炎症を起こる(関節リウマチ)。
このように考えられています。
関節リウマチの進行・経過
進行速度は個人差が大きいです。
→痛みがある時期とない時期を繰り返す方や、
→急速に関節の破壊が進む方もいます。
あとは、慢性的に炎症が続くので、
発熱・貧血・食欲不振・体重減少などの
全身症状が現れます。
また、SjS(シェーグレン症候群)が
合併する場合もあります(25~30%)。
関節リウマチのチェック
①朝のこわばり
②3か所以上の関節炎
③手の関節に1か所以上の腫れ
④同時に両側の同じ部位に関節炎
→(完全に対象ではない場合もある)
これらが当てはまる場合には、
関節リウマチの可能性があるので、
早めに医療機関に受診しましょう。
関節リウマチの治療
それぞれの進行にあわせて、
●基礎療法…安静・私生活の工夫など
●薬物療法(お薬)
●手術療法
●リハビリ…理学療法・装具などが行われます。
前述したように、関節リウマチは
急速に進行することがありますので、
チェック項目に当てはまる場合には、
医療機関への早めに受診をおすすめします。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【おがちゃん先生について】
・ウィルワン整体スクール卒
(現リエイチ整体アカデミー)
・インスタグラムフォロワー1万人超
・bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
・東京都麹町半蔵門にて整体活動中