JR常磐線勝田駅東口から７分。サザコーヒー本店の中に、入場無料の美術ギャラリー「ギャラリーサザ」があります。

コーヒー産出国のアート性の高い器などの企画展示や、近隣地域を代表する作家の特別発表展、チャリティー展などを開催しています。

今回は、『キミノタカラモノ』という展示の案内をいただいたので行ってきました。とても素敵なポストカードの案内状だったので、開催を心待ちにしていました。

こちらの企画展では、ラタン・アート、シルバーアクセサリー、羊毛フェルト、陶・ビーズ刺繍、籐かご・小物など、作家さんが様々な素材で手がけた作品が展示・販売されています。

いざ、店内へ

まず、サザコーヒー本店の入り口を入ると、販売されているコーヒーやギフト類が豊富で、目を楽しませてくれます。

店内を奥へ進むと、大きなキリンのぬいぐるみが目に止まります。その右手に「ギャラリーサザ」の看板が見つかりました。

「キミノタカラモノ』一点ものを展示・販売

2023年2月現在「ギャラリーサザ」では「キミノタカラモノ」と題して、ラタン・アート、シルバーアクセサリー、羊毛フェルト、陶・ビーズ刺繍、籐かご・小物など、一点ものの作家作品が展示・販売されています。

期間は、2023年2月21日（火）〜2月27日（月）までの一週間（10:00〜18:30、最終日は15:30まで）。どれも一点ものの作品のため、気になるものがある方はお早めに。

オープン初日に少しゆっくり目に伺ったところ、場内は既に人で溢れていました。目の前であっという間に売れていく作品たち。皆オープンを楽しみにしていたのでしょう。

出典されている作家さんは、ひたちなか市内在住の方をはじめ、水戸市、遠くは北海道にUターンした方まで。

バラエティに富んだ作家さんの作品がずらりと並び、見ているだけでも楽しい光景です。

新人作家の発掘・育成を使命に活動

今回の展示を主宰されたパニエ工房kikiのArtist kikiさん（水戸市）は、新人の発掘とプロデュースを中心に活動されていらっしゃいます。

「みんなに知ってもらって、立派になって欲しい」という想いにあふれた素敵な方でした。

天然素材は虫との戦い

籐かごには日本にはない素材、紅籐（べにとう）を主に使い、あけびは虫が入っていない輸入素材を使用しているので安心してご使用いただけます。

コロナで材料を採りに行く人が減り、素材の値段が倍に跳ね上がったそうですが、「大きな値上がり前に購入しておいた素材を使用したものは、値上がり前の値段で販売しています」とkiki さん。良心的な価格設定を心がける姿勢に好感が持てました。

ギャラリーを見て疲れたら、淹れたてのコーヒー・軽食を店内で楽しめます

カフェの店内にギャラリーが併設されているので、作品を見て回った後に、ちょっと休憩できるのがうれしい。

歩き回ったら小腹が空いたので、ポークシチュー（税込560円）とホットコーヒーをオーダー。大きめの具がごろっと入っていて、小ぶりな器ながらに食べ応えがありました。季節にふさわしい名の「梅ブレンド」とともに体が温まりました。

BGMのジャズを聞きながら、コーヒーの香ばしい香りに包まれてうっとり。中庭の緑を眺めながら、優雅なひとり時間を堪能できました。

中庭のテラス席では、冬は暖房をつけてくださるので、寒さを気にせずに利用できます。鳥がさえずる庭でいただく一杯は、格別な味がしそうです。

※2／23（木祝）から26（日）まで、年に一度の「超ゲイシャまつり」を開催中のため、サザコーヒー本店内は大変混み合っております。気をつけてお越しください。

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ギャラリーサザ（サザコーヒー本店内）

【住所】茨城県ひたちなか市共栄町8−18
【キミノタカラモノ開催日時】
　2023年2月21日（火）〜2月27日（月）
（10:00〜18:30、最終日は15:30まで）
【電話番号】029-274-1151
（お問い合わせ 平日 9:00 ～ 17:00）
【駐車場】あり
【アクセス】JR常磐線勝田駅から徒歩７分
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