淡いピンクに、きゅんとする絵柄がかわいらしいキッチンカーがオープンしたとSNSで発見。しかも素材にこだわったおいしいクレープが食べられると聞き、家族で行ってみました！

可愛いだけじゃない！こだわりの詰まったクレープ専門店

全体をピンクに彩ったキッチンカー【ココクレープ】さんは、名前の通りクレープ専門店です。

取材日は大分市光吉の【TSUTAYA】駐車場に出店されていました。オープンした2023年11月から、売り切れの日も多いと聞いていたので、開店の11時に合わせて訪問。

やわらかな笑顔で出迎えてくれたのは、オーナーの佐藤奈保さんです。

「子どもの頃からクレープが好きなんです」と話す佐藤さんのこだわりは、クレープ生地。小麦粉や卵の種類、組み合わせる分量などをいくつも試して、納得のいくものに仕上げたそう。

確かに、クレープを食べるとまずもっちりとした食感に驚きます。薄さの中に弾力があり、かと言って硬くもなく、やわらかくて優しい味わい。しかもほんのり甘く、生地だけでもおいしいんです。

具材のバランスも絶妙で、『ティラミス（550円）』にはキャラメルクッキーが隠れており、サクサクとした食感が良いアクセントになっていました。

たっぷり入った生クリームも甘さがしつこくないので、ぺろりと食べられちゃいますよ。

親も子どもも嬉しい！『キッズクレープ』

スイーツ系がメインの【ココクレープ】には、他にも注目ポイントがあります。それは『キッズクレープ』があること！注文できるのは小学生以下の子ども限定ですが、200円という破格の安さです。

『キッズクレープ』は通常のクレープの半分の大きさ。トッピングなどはできませんが、チョコレートやキャラメルなど、好きなソースをかけることができます。上にはカラフルなカラースプレーがたっぷり。

どうしてこの商品ができたのか聞くと

「クレープを注文するときって、だいたいお母さんたちと半分こするじゃないですか。お母さんだって一人で1個、食べたいはずなのに」

とのこと。

思わず心の底から「わかる～！」と口に出てしまいました。そうそう、どうしても子どもに1個買うと大きすぎて残しちゃうから、自分が好きな味は我慢して、子どもの好きな味にしちゃうのが親ですよね。

佐藤さんの観察眼と、優しい配慮に感服です。

「それに小さい子って、カラースプレー好きじゃないですか？」とお茶目に笑う佐藤さん。仰る通り、我が家の子どももまず『キッズクレープ』の見た目の可愛さに喜んでいました。

親目線と子ども目線、それぞれの視点から商品づくりをしている佐藤さん。まさにファミリー向けのクレープ店と言えそうです。

早めの来店がおすすめ！営業日はSNSをチェック

現在も県内各地で出店されている【ココクレープ】さん。イベントなどにも出店されているので、営業日などはInstagramをチェックしてください。

なお人気店のため、早々に完売することもしばしば。狙い目は平日や、オープンしてすぐの時間帯です。おやつタイムの15時以降は並ぶことも多いんだとか。

テイクアウト用に袋に入れてもらうこともできるので、手土産に買って帰りたい方は保冷バッグや保冷剤を持参することをおすすめします。

かわいいうえに一度食べると忘れられない味のクレープ、見かけたらぜひチェックしてくださいね！