少し前にネットパトロールで見つけて行きたいと思っていた中華バル「サヨナラ天サン」に行ってきました。2021年6月22日にオープンした立ち飲みです。

　最寄り駅は大阪メトロ 四つ橋線の肥後橋。四つ橋筋となにわ筋の間の土佐堀通りからすぐの場所です。

　ビルの1階なのですが、店内は香港や台湾の路地裏のような雰囲気。以前はこの近くに「関西ウォーカー」の編集部があったので、いろいろ飲み歩いていたのですが、かなり久しぶりです。

　日替わりのクラフトビールが楽しめる本日の白ビール400円や本日の黒ビール400円は、カルダモン焼酎550円も気になりましたが、実はこの前に食事に行ってビールを飲んでいたので、オーダーしたのはレモンチューハイ400円。

　これが大正解。甘くない焼酎で割られたスッキリとしたレモンチューハイでした。

　こちらですが、JR天満駅の南のエリアにある市松食品センターに店を構える「求胃ちゃん」の姉妹店。ということで、「求胃ちゃん」の看板メニューであるシュウマイを置いています。

　シュウマイ2種を注文したところ、「蒸すのに少し時間がかかるから、なにかスピードメニューを注文された方がいいですよ」とのことだったので、山芋とセロリの黒酢漬け380円をオーダー。スパイス感のあるピクルスで、ドリンクによく合います。

　そのあとに到着したのが、肉シュウマイ（2個）360円と烏賊（イカ）シュウマイ（2個）380円。こちらの焼売は、皮も餡もすべてがふわふわ。珍しい表現かも知れませんが口どけのいい焼売なんです。烏賊シュウマイは、コリッとした食感と磯の香り的な魚介の風味が楽しい。

　まだいけそうだったので、追加オーダー。こちらのイチオシが春巻きで4種類あるということなので、春巻き全種盛り780円とニラ玉480円をお願いしました。

　ニラ玉は、想定外のどんぶり的な器で登場。ダシのきいたふわトロさ。想定を上回るおいしさ。

　満を持しての登場が春巻き。外パリの揚げ春巻きは、1本10ほど。それぞれ3等分にカットしてもらいました。

　たけのこや春雨などスタンダードな具が入った「天サン春巻き」もおいしいのですが、イチオシはシャケとホワイトクリームが入った「鮭リクーム春巻き」。これまで出合ったことのないおいしさでした。個人的には、どっしり＆モッチリした大根餅が入った「大根餅の春巻き」も好み。

　魅力的な料理がそろっているので、これから界隈で注目を集める店になりそうな予感がします。

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