「日本の大学沈黙するな」東大でパレスチナ連帯プロテスト
5月16日、東京大学駒場キャンパスにてパレスチナに連帯するプロテストが行われた。Artivistで、8bitNewsの黒部睦が現場でその模様を取材した。
東大駒場キャンパスでは、アメリカのコロンビア大学を中心に広がった「パレスチナ連帯キャンプ」が4月27日から現在も続いている。
日本政府や東京大学による虐殺加担の追及をすること、そして学生への当事者意識の向上を目的に呼び掛けられた今回のプロテスト。
主催である「東大駒場パレスチナ連帯キャンプ運命委員会」の学生や慶応、早稲田、上智など全国10の大学生らがスピーチを行った。
青山学院大学で声を上げる学生は、「テントを張ったところ、1時間ほどたって職員と警備員に囲まれやむなく撤去した。大学は学生を管理し、制限しているように感じる。」と話した。
運営委員の学生は、「私たちがガザについて学ぶ機会があった大学という場所は、もはやガザにはない。私たちの他に、誰がこの問題を訴えるのか。」と強く訴えた。
今年2月から東大の学生と教職員へ呼びかけられた署名は、現在学生124名と教職員17名から集まっている。
5月6日には東京大学本部と学長へ向けた要求書も提出された。