【調布市】まもなく開花か!? 神代植物公園のショクダイオオコンニャク
先日ご紹介した、神代植物公園でまもなく開花が見込まれている世界最大級の花、ショクダイオオコンニャク。
インドネシア・スマトラ島だけに生育するサトイモ科の希少植物(絶滅危惧種)です。高さ3メートル、直径1メートル以上にもなる大きな花を咲かせることから、世界で一番大きな花といわれています。また、腐った肉のような強烈な悪臭を放つことでも知られています。
地下に大きな芋(球茎)があり、そこから1枚の大きな葉を出して栄養を蓄えることを数年繰り返しながら、球茎が充分大きくなると、花を咲かせるそうです。
12月12日18時の時点では、まだ開花していません。
12月10日に、ショクダイオオコンニャクの開花前の様子を見に行ってきた様子をご紹介したいと思います。
この株に花芽がつくのは今回で5回目だそうです。今までの開花では、花だけが咲いていたのですが、今回は花と同時に葉っぱも出てくるという世界でも2例目の珍しいケースだそうです。
以下は、2021年6月24日に咲いたときの原寸大の花の様子です。
白菜のようなシワの寄っている部分(花序のように見える仏炎苞と呼ばれるもの)が花で、黒っぽい部分が付属体です。花が咲くと、ここから悪臭が出るそうです。その後ろに上のほうに伸びているのがショクダイオオコンニャクの葉です。
付属体が伸びても、花が咲くまでは匂いは出ません。私が訪れた時も匂いは全くしませんでした(ちょっと残念でした、笑)。
ショクダイオオコンニャクの葉は育つと下の写真のようになるようです。
開花状況は予想がつかないですが、神代植物園の公式Twitterを確認すると開花状況が確認できます。タイミングが合えばぜひ開花を見てみたいです。神代植物公園は12月5日(月)に続き、12月12日(月)も本来は休園日ですが、臨時開園しています。
【施設情報】
名称:都立神代植物公園
住所:東京都調布市深大寺元町5-31-10
営業時間:午前9:30~午後5:00(本園の最終入園は午後4:00まで)
※ショクダイオオコンニャクの開花が始まった日の翌日・翌々日のみ早朝開園実施
8時30分~17時00分(最終入園は16時まで)
休園日:毎週月曜日(月曜日が国民の祝日や振替休日、都民の日の場合はその翌日が休園日)、年末年始(12月29~翌年1月1日)
入園料:一般・大人500円、65歳以上250円、中学生200円
※都内在住・在学の中学生は無料、小学生以下無料
※無料公開日 みどりの日(5月4日)、都民の日(10月1日)
※水生植物園(9:30~16:30)、植物多様性センターは無料
神代植物公園へ行こう!(外部リンク)
神代植物公園ニュース 神代植物公園公式 Twitter(外部リンク)
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