そのスウィートかつドリーミーなアーバンポップに身を委ねてほしい。YOHLU（ヨール）とは、2018年に福岡で結成されたフューチャーソウルユニット。マルチプレイヤーのZMIとBOKEH、ボーカルのKENTOからなるスリーピースバンドである。すでに、Spotifyの人気プレイリストへ多数リストイン。100万再生を超える楽曲が2曲あるなど、2023年注目の新しい才能だ。

EPとしては、約3年ぶりとなる最新作『DEAD AND BREAKFAST』。時折響き渡るギターの音色が印象的な、煌びやかなビートセンスにワクワクする「dead and breakfast」が素晴らしい。YOHLUの、新境地な拡がりを予感させるイントロダクションに高揚を隠せない。

先行してリリースされた「slow laser」における、ヒヤッとしたブレイクビーツやリワインドするサウンドギミックも心地良い。さらに、耳にすっと入ってくるキラーチューン「utero」。サイケデリックに街灯が瞬くかのような「passion」。メロウな歌モノとして心を揺さぶる名曲「landmark」。そして、ストリーミングヒットを記録した人気チューン「strawberry fields」といった全6曲の音絵巻。90’sクラブカルチャーや音響へのこだわりを感じさせるサウンドを纏い、少し苦味のある令和フレーバーに蕩けていく展開が魅力的だ。過度な装飾からは距離を置いた、肩の力を抜いて楽しめるナイトクルージングのお供に必須な、繰り返しリピートしたくなるEPの完成である。

そんな、アーティストの大切な作品と早耳リスナーをダイレクトファイナンスで結ぶのが、日本の音楽NFTのパイオニア、NFTマーケットプレイス『.mura（ドットミューラ）』である。表現者がSpotifyなどストリーミングやプレイリストを通じて海外、そして新規リスナーとの新たな接点を作り、初期ファン＝アーリビリーバーである証を、1点モノを証明する音楽NFTとして1週間先行して提供する。YOHLUの最新EP『DEAD AND BREAKFAST』は、音楽NFTとして8月22日、ストリーミングや配信は8月30日、アナログでは9月27日といったタイムスケジュールで順次リリースされていく。YOHLUといった稀有な才能を応援したいオーディエンスはもちろん、新たなカルチャーとの出会いの喜びを体感してほしい。音楽ファンの期待を理解した、理に適った仕組みといえるだろう。

YOHLU は、9月からEP『DEAD AND BREAKFAST』を引っ提げ、中国、韓国、東京、福岡の4箇所を周るワールドツアーを実施。2023年、更なる躍進に期待をしたい。

YOHLU オフィシャル

https://twitter.com/YOHLUofficial