更年期による体の変化と「尿酸値」!-女性ホルモンと尿酸値は関係あるの?-
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おがちゃん先生です。
今回は「更年期と尿酸値」の関係を解説していきます。
今回の目次
- 更年期とは?
- 更年期になるとどうなるの?
- 女性ホルモンの減少と尿酸値の関係は?
- 最後に
1.更年期とは?
更年期とは、閉経を挟んだ前後約10年間のことです。
閉経のタイミングには、個人差がありますが、平均が50.5歳のため、45〜55歳が更年期の目安になります。
2.更年期になるとどうなるの?
更年期では、卵巣の機能が徐々に低下しはじめ、閉経となります。
卵巣からは「女性ホルモン」が分泌されるため、女性ホルモンも減少していくことになります。
3.女性ホルモンの減少と尿酸値の関係は?
まず、女性ホルモン(エストロゲン)は、女性らしい体づくりや妊娠に関わります。
しかし、それだけではなく、肝臓・血管・骨・皮膚など様々な臓器にも影響しています。
そのなかで、女性ホルモンは「尿酸の排泄を促進する」という作用があります。
尿酸というのは、プリン体が分解されてできる物質です。
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そのため、更年期となり女性ホルモンが減少すると、尿酸が体内に蓄積しやすくなります。
尿酸が体内に多い状態が続くと、腎臓・血圧・血糖値などにも悪影響を及ぼすことがあります。
4.最後に
更年期になり、どういった体の変化が起こるのかを理解することは大切です。
先に少しでも情報を理解することで、食事(脂質や塩分を摂りすぎないなど)・運動(適度な有酸素運動など)などの対策を前向きにできると思います。
YouTubeでも解説しておりますので、ぜひご覧ください。