【足立区】住宅街に突如現れる美術館は美味しいコーヒーが飲める! 心落ち着く空間でゆっくり過ごせます
六町駅から徒歩5分程の住宅街に、美味しいコーヒーが飲める知る人ぞ知る美術館があるとの情報を得て、早速足を運んできました!
住宅街が続く道を歩きながら、本当に美術館があるのか半信半疑になりかけた頃、2階建ての立派な建造物が目に飛び込んできました。
ここでしょうか?
近づいてみると・・・
ありました!こちらが『六町ミュージアム・フローラ』です。
2012年6月に正式オープンしたそうで、今年2022年は開館10周年を迎えるんです!
足立区で暮らしていましたが、六町に美術館があるとは知りませんでした。
中庭に臨む展示スペースやカフェスペース
入館料は、大人は300円です。実はこの料金にはコーヒー・紅茶の代金が含まれているんです。
訪れた日は、春の企画展(2022年3月8日~4月30日)が開催中でした。
展示スペースは、中庭をぐるっと囲むように続いていて、作品を鑑賞できます。
展示エリアは「花」「装」「古」の3つに分かれています。
展示スペースの途中にある「水の道」からは中庭を眺めることができます。
中庭の水面に建物や緑地が反射して、とてもきれいですね。広々とした空間で、住宅街の真ん中にいることを忘れてしまいそう。
展示スペースを巡っていると「緑の道」で、テラスに出ることができました。こちらでコーヒーをいただくことも可能なようです。天気のいい日は気持ちがいいですね。
一周巡ってくると、受付があるロビーに戻ってきました。
眺めの良いこちらのスペースでも、ひと休みできます。
2階からはすり鉢状の緑化屋根を眺められます
2階では、個展を鑑賞することができました。
2階のテラスに出ると、すり鉢状になった緑化屋根を見渡せます。
実はこちらの建造物は、美術館というだけではなく災害時には地域にとって大事な役割も果たしてくれます。
例えば、避難施設となるように強固に建てられた建物だったり、雨水を利用して自然ろ過のシステムで非常時の水を確保したりと、災害時に住民にとって心強い施設でもあるんです。
他にも太陽光発電で節電したり、ヒートアイランドの防止のため屋上緑化を取り入れて、環境にも配慮されています。
美術館として作品や建物を鑑賞できるだけでなく、こういった災害時に重要な役割を担ってくれる施設が身近にあることは、素晴らしいですね。
心落ち着く空間で一杯のコーヒーを
1階と2階で絵画や中庭の眺めを楽しんだ後は、ゆっくりとコーヒーをいただけるのも、こちらの美術館の特徴です。
受付の脇には、コーヒーメーカーが設置されています。
先ほど巡って来た1階のテラスか、受付横のロビーでコーヒーを飲むことができます。
テラスで飲む場合は、スタッフの方に声を掛けるとコーヒーを運んでくれるそうです。
ほんのひと時、日常を忘れて絵画と素敵な眺めの中、コーヒーと向き合える時間は心落ち着く瞬間です。
10周年を迎えて6月にリニューアルオープン予定
夏の企画展は、2022年6月1日~7月30日となっているので、5月は休館となります。
開館10周年を迎え、節目の年に当たる今年6月には、リニューアルオープンするということなので、益々注目ですね!
スタッフの方のお話しでは、気候の良い日でお子さん連れのお客さんなどがいる日は、中庭でシャボン玉を飛ばせるチャンスもあるそう。
中庭の水面にシャボン玉が映って、より幻想的な景色に出会えそうです。
その日にならないと実施するか分からないので、運が良ければシャボン玉が楽しめるかも?!しれませんね。
実はこんな身近にあった、住宅街のオアシス的美術館『六町ミュージアム・フローラ』。
10周年を迎える特別なこの夏は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
【六町ミュージアム・フローラ】(外部リンク)
住所:足立区六町2-5-35
電話番号:03-3885-7333
開館時間:11:00~17:00(最終入館時間 16:30)個展・イベント等は別スケジュール
休館日:日曜日、月曜日。年末年始(ただし夏展は 日曜日、月曜日、火曜日)
入館料:大人300円、学生・生徒200円、小学生以下無料(小学生以下は保護者同伴)
駐車場:有(4台)駐車料金90分200円
*最新の開催情報等は確認をお願いします。