梅雨の時期の「6月病」はうつ病になるリスクも。この時期に避けるべき事とは!?
こんにちは、精神科医しょうです。
私は普段、精神科での外来を行い、インスタやvoicyにてHSP気質に関する発信を行なっています。インスタにも遊びにきてね(外部リンク)
もうすぐ6月になりますね。
突然ですが6月病って聞いたことありますか?
5月病は誰しも聞いたことがあるかと思いますが、6月病についてはあまり馴染みのない言葉ですよね。
今回の記事では6月を目前にメンタルの不調を感じ始めている方のために書きました。5月病にならなかったからといって、油断はなりません。6月病のリスクだってあるんです。
そのため、今回の記事では6月病の怖さと、この時期に絶対に避けるべきことについて解説していきます。
この記事を読んでほしい人
- 環境変化のストレスを感じている人
この記事を読むメリット
- 6月病の怖さとこの時期に避けるべきことがわかる
この記事の信頼性
- 毎日三十人以上の精神科外来での診察に加え、インスタにて6万人以上のフォロワーさんとの関わりから発信します
6月病とは
5月病については聞いたことがありますよね。ゴールデンウィークの明けごろに、新入社員や新入の学生さんに見られることが多い心身の不調のことです。5月病は医学的な名称ではありませんが、4月からの環境の変化のストレスに伴って起きる一連の症状は病名にすると適応障害とも言えることが多いでしょう。
そして、6月ごろに現れる心身の不調のことを6月病と言います。4月からの環境変化のストレスに反応していることは5月病と一緒なのですが、我慢、我慢、我慢を重ねた上で起きるのが6月病なんです。
5月はなんとか我慢で耐えられても耐えきれなくなった6月に出てくる各々の症状は5月病よりも重いときも多いはずです。早いうちから不調に気づいて対策をとれば、大事には至らなくとも我慢、我慢を重ねた結果、うつ病になってしまうリスクもゼロではありません。
6月病を疑うときに絶対に避けるべきこと
6月病の自覚がある方で、絶対に避けるべきこと。
それは、「これ以上の我慢を重ねる」ことなんです。
4月5月と環境変化のストレスを感じながらも頑張ってきましたよね。
職場で慣れない仕事、さばききれない業務量、相性の悪い上司や同僚との仕事。
学生さんなら、周囲とうまく馴染めなかったり、友人ができなかったり、思うように勉強がはかどらないという悩みがあるかもしれませんね。
今後のキャリアのことや、休んだらどうなるかの不安など我慢に我慢を重ねて6月まで無理してきた方も多くいるのではないでしょうか。
4月5月はなんとか無理して、生活できたかもしれません。
しかし、これ以上の我慢は絶対に避けた方が良いんです。先ほども少しお伝えしましたが、うつ病になってしまうリスクすらあるんですよ。
何もすぐに休んでくださいと言っているわけではありません。
まずは上司や同僚、友人などに相談してみるくらいの行動でも良いんです。
決して一人で抱えてはいけません、一人で抱えていると視野が狭まりどんどんとネガティブなスパイラルに入っていきます。周囲に相談することによって、業務調整が入ったり、上司のフォローが入ったり、様々な対策が見つかったりするものなんです。
だから、これ以上の我慢を重ねることだけは決してしないようにして下さいね。
まとめ
6月病の怖さと、この時期に絶対に避けるべきことについて解説しました。
いかがですか?
この記事を読んでぎくっとした方もいたのではないでしょうか。
もしメンタルヘルスの不調をこの時期に感じている方は、もしかしたら6月病かもしれません。
決して我慢を重ねず、一人で抱えないようにしてくださいね!あなたの気持ちが少しでも楽になることを願っています。
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
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