【検証!ランニングシューズ雨の日対策】Gore-texと防水スプレー
|雨の日は靴下を濡らしたくない!
梅雨時期は、いつ雨が降ってもおかしくない、ランニングシューズのアッパーは通気性を上げるためにメッシュ構造になっています。従って雨に濡れると表面から水を通しソックスを濡らしてしまいます。雨の日のストレスを無くすために、今回は水を弾くGore-texと防水スプレーの実験をしたので紹介します。
|トレイルシューズやトレッキングシューズ使用される「Gore-tex」
山の天気は変わりやすいもの、その際に使用するシューズ「トレイルランニングシューズ」「トレッキングシューズ」の多くに用いられている「Gore-tex」は超極薄フィルムの商品名です。
その特徴は
- 防水性
- 透湿性
- 快適性
実際に水をかけても水を弾き、シューズ内の湿気が抜ける構造になるのでソックスなどは一切濡れず快適な環境を保ちます。実際に動画でも検証していますが水かけてもシューズに内にある新聞紙は全く濡れていません。
|防水スプレー「Crep Protect」で検証
通常のランニングシューズでは「Gore-tex」を使用しているものはほとんどありません。スニーカー(ランニングシューズ以外のもの)で使用される防水スプレー「Crep Protect」で検証しました。
使用方法
- 汚れを落とす
- 吹きかける前に本体をよく振る
- 20cmほど離して吹きかける
- 30分乾燥完成!
|検証結果!
Crep Protectを吹きかけ乾燥させた後、水をかけました。水を良く弾きますが、メッシュの穴が大きいシューズだったので若干、水が浸透しました。
対策として
- 30分乾燥後、再び吹きかける。(20cmほど離して吹きかける 30分乾燥させる。2回実施)
- アッパーメッシュの目が細かいシューズを選ぶ
ちなみに防水スプレーは汚れも付着させないので、お勧めですが、走る際の通気性を損なえるのであくまで雨の日対策と思ってください。
Crep Protectの他、columbus(コロンブス)を愛用しています。Gore-texでないシューズの場合は、防水スプレーをかけて移動で濡れないように工夫しています。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野.