2025年1月9日（木）から11日（土）までの3日間、兵庫区柳原の「蛭子（えびす）神社(柳原えびす神社)」で令和7年「十日えびす大祭」が開催されます。露店もたくさん出店し、毎年約20万人の参拝者で賑わいます。隣には、可愛い「だいこくちゃん」がいる「大黒尊天 福海寺」も！動画を交えてご紹介します。

柳原えびす神社十日えびす大祭の様子を1分43秒の動画で

宵えびすに奉納 淡路人形浄瑠璃 福神楽「戎舞」は見逃せない！

「十日えびす大祭」で一番の見所は、淡路人形浄瑠璃「福神楽 戎舞」。

宵えびすの1月9日 11:00～ / 12:00～ / 13:00～ / 14:00～ に奉納されます。奉納時間は約15分。

20分ぐらい前から参拝者が前で始まるのを待っていますが、ベストポジションは、福神楽と書かれた真ん前ですね。横で待っている方もおられますが、横からは見づらいので、頑張って真正面で待ちましょう。

浄瑠璃の人形がこちらを向いているので、こちらが正面かと一瞬勘違いしますが、ここではなく、この右側が舞台正面です。

南あわじ市の淡路人形座が家内安全商売繁盛を願って奉納する「戎舞」のストーリーは単純明快。誰でも楽しめます。

酒を飲んで上機嫌になったえびす様が福を運び、 船に乗り込んで、沖で鯛を釣ってめでたしめでたし……と参詣者に福を与えるという内容なのですが、世相を反映したセリフもあり、これがなかなか面白い。

昨年は、「年金の心配なく幸せに」とか、阪神タイガースの優勝に触れ、「今年はアレの次のアレをできるように」などと願って杯を傾けるシーンがあり、皆さん大笑い。

ぜひ動画でご覧ください。

1月9日午前10時頃には、まぐろ奉納神輿を勇壮に担いで、「蛭子神社」周辺の町内を巡り、本殿へとまぐろを奉納する「まぐろ奉納神事」も行われます。

今年は、ヴィッセル神戸クラブマスコット“モーヴィ”とガールズ応援ユニット“ヴィッセルセレイア”が参加！

蛭子神社のメイン授与品である家内安全・商売繁盛の「福笹」の授与奉仕もモーヴィが務めますよ。

• 1回目 11時15分～12時
• 2回目 13時15分～14時
• 3回目 14時15分～15時

大きなお賽銭箱の後ろにもマグロが！

こちらにも海の幸が。神戸水産物卸協同組合の皆様によるものです。

蛭子神社へは、JR兵庫駅から徒歩約5分

蛭子神社があるのは、JR兵庫駅から徒歩約5分、神戸高速鉄道の大開駅・新開地駅から徒歩約10分のところ。駅前広場にも多数の露店が並び、賑わっていますが、昨年は伊勢の赤福餅も3日限定で売られていました。たぶん今年も。

蛭子神社まではたくさんの露店が並んでいて、中にはこんなふうにおでんをゆっくり食べられるスペースもあります。

あと、サザエのつぼ焼きも柳原のえべっさん名物ですね。

大黒さんへの参拝もお忘れなく！

蛭子神社だけお参りして帰ってしまう方もおられますが、「蛭子神社」の隣には、「大黒尊天 福海寺」があります。この露店が並んでいる左手です。

大黒天の神様は、開運招福、財運招来（商売繁盛）、家内安全、五穀豊穣などの守護神として信仰されています。こちらの「だいこく福の神」からも「福」を授かりましょう。

この「だいこくちゃん」可愛い！

9日〜11日の3日間は、福海寺オリジナルの黄金の「熊手」「福箕」といった縁起物も販売されます。（大黒尊天 福海寺 公式HP黄金福熊手・黄金福箕販売のお知らせ）

淡路人形浄瑠璃「福神楽 戎舞」も「まぐろ奉納神輿」も1月9日（木）宵えびすに行われます。参拝するなら1月9日がおすすめです。