【江別市】江別産レンガを使ったランドマーク「第二中学校前バス待合所」
江別市野幌代々木町の8丁目通り沿いにある「第二中学校前バス停」には、江別産のレンガを使用した待合室があります。一見地味な待合所ですが、よく観察してみると大変凝った作りであることがわかります。そんな江別のランドマークの一つ「第二中学校前バス待合所」をご紹介します。
第二中学校前バス待合所
北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バス両社のバス停となっている「第二中学校前バス待合所」全景。後ろに立つのは「野幌公会堂」、向かい側には「ファッションセンターしまむら」「ツルハドラッグ代々木店」などがあります。
バス停ポールと待合所の様子。気にかけないと何も考えずに通り過ぎてしまうようなバス停ですが、かなり個性的なデザインであることが見て取れます。
レンガと鉄骨という組み合わせが実にモダンで、両端にはギリシャ神殿を彷彿とさせる円柱が付いています。
後ろから見るとレンガが波を打っている形であることがよくわかります。実に美しい造形です。
待合室内の様子。波打つレンガに合わせたベンチと天井の形が実にユニーク。天井の板も斜めに張られているのがオシャレですね。
壁にも何やらデザインが施されています。
壁に付いているこのオブジェはアオサギでしょうか?
「都市景観施設等設置事業」と書かれたプレートには以下のようにあります。
完成:平成6年(1994年)11月
設置者:天神町自治会 野幌代々木町西自治会
協力:江別市 北海道中央バス株式会社
施工者:北洋建設株式会社
まもなくこのバス停は建設されてから30年を迎えようとしています。
というわけで、「第二中学校前バス待合所」の現在(2023年)の様子でした。
第二中学校前バス待合所の場所
住所:北海道江別市野幌代々木町54番地(道道8丁目通沿い)