公園の樹木や街路樹の葉が色づいて、各地で紅葉の見頃情報が紹介される季節になりましたね。

川口市内で紅葉を楽しめる穴場スポットとして知られる『小林もみじ園』に行くと、敷地内のもみじが鮮やかな赤色や黄色になって見頃を迎えていました。

もみじ専門の植木屋さんが敷地を公開

「植木の里」といわれる川口市安行には造園業者がたくさんありますが、その中でも珍しいもみじとカエデを専門に扱う『小林もみじ園』。敷地内には約400種類のもみじやカエデが植えられています。

苗木から育てられた立派な木々に囲まれた園内は、購入希望者に限らず自由に散策してもらえるように年間を通じて無料で公開されているそうです。

公式ホームページやSNSアカウントはないとのことですが、口コミで人気が広まり、毎年この時期には定番の紅葉スポットとなっています。

訪れた日は晴天に恵まれていたので、園内には観光客の方が多く、皆さん写真を撮ったり、立ち止まって見入ったりしながら散策していました。

お土産を買ってお家でももみじを楽しめる

植木屋さんなので樹木や苗木を購入できるのはもちろん、この時期限定でしょうか、いろんな種類のもみじのカラーコピーが販売されていました。

もみじといえば手のかたちをしたイメージはありますが、ギザギザしたものがあったり、細長いものがあったり、こんなに違った種類があるんですね。

アクセス情報と注意点

敷地内に無料の駐車場はありますが、あまり広いスペースはないため人出が多い時期は公共交通機関を利用することをおすすめします。

最寄り駅は埼玉高速鉄道の「戸塚安行駅」、駅前でバスに乗車して5分ほどの「花と緑の振興センター」バス停から歩いて約2分です。

もみじを販売している植木屋さんの敷地なので、立ち入り禁止の場所に入らないなど、マナーを守って鑑賞しましょう。

今週末は晴れてお出かけ日和になりそうな予報です。近場で紅葉狩りを満喫してみてはいかがでしょうか。