今日ご紹介するのは、仙台市青葉区小田原の「小田原五丁目 ホームラン食堂」。
宮町通りの七十七銀行近くの丁字路を曲がり、ちょっと行くと右手にあります。と言っても、店頭に「ホームラン食堂」との看板がないので見つけにくいでしょう。

この写真の店構えを目印にしてください。
近くに寄ってよ～く見ると「homerun shokudo」と書いてあるんですけどね。

私がなぜこのお店を見つけたかと言うと、「昼飯」という布看板……というか手ぬぐいを見かけたから。

江戸時代の一膳飯屋みたいで面白いと思ったんです。そう、面白そうってことで。でも、そういうセンスが合うってことは味のセンスもきっと合うでしょう。

店内が見えないので、ちょっとドキドキしながら引き戸を開けます。カラカラカラ。「いらっしゃいませ～」気さくそうなマスターが声をかけてくれました。温かく迎えられて良かった、私、意外と小市民なもんで。

店内はテーブルが2卓、カウンターが2席。

カウンター席に着いて、壁に掲げられているメニューを見ます。

どれもガッツリ系で迷ってしまう。おすすめ!!と書いてある二つの中から、秘伝のタレの焼肉定食(950円)を注文しました。
これです。

ポーク焼肉が山盛り。醤油ベースのタレで焼いた香ばしい香りが漂います。これはご飯が進みそう。

そしてポークが分厚い。

一口食べると、やわらか～い。こんなに厚いのにスッと噛み切れる。そして旨～い。濃い目の甘じょっぱいタレが、くせのないポークと抜群に合います。もちろん白飯とも。
ポークを一旦ご飯にバウンドさせてから食べて、その後タレの付いたご飯をパクッと食べるのが最高です。
ボリュームがあるので、ポークを心置きなく食べられます。モリモリあっという間に食べちゃいました。満足、満腹、ごちそう様でした。

取材抜きにして、また通いたいお店。食べ終わったばかりなのに、次回は何を食べようかと楽しみになります。
マスターに聞いたところ、ハンバーグ定食や、ビッグカツのカツカレーも人気だそう。どっちもいいですね～。でもでも「ぜんぜんおすすめしていません」と書いてある煮込みカツ丼も、逆説的で超気になります。やはり、何度も通わなければなりませんね。

営業時間を伺うと「11時半頃から14時頃までかなぁ」とのこと。その何とな～くアバウトな感じもいいです。
こちらのお店は、夜は別な人が経営する居酒屋になるそうです。ランチを狙うなら昼の2時間半が勝負！訪ねてみてはいかがですか。