「モンフェスで死亡者が出た」はデマ。拡散画像は岡山県の女性の容態を伝えるもの
スマホゲーム『モンスターストライク』のファン向けイベント「モンストフェスティバル2015」にて、熱中症で「死亡者が出た」、「心肺停止者が出た」というツイートが『Twitter』を中心に広がっています。
しかし、この「モンフェスで死亡者が出た」という情報はデマです。
死亡者テロップは岡山県の女性
まず、デマの根拠として広まっている「搬送先の病院で死亡しました。」というテロップ付きの画像ですが、こちらは岡山県の女性の容態を伝えるものです。
画像の右上にも「岡山で65歳女性死亡、熱中症の疑い」とあり、この件を伝える報道もすでにいくつか出ております。
モンフェスの熱中症で重傷者いない
そしてモンフェスでの熱中症ですが、こちらは「重症者はいない」との報道が出ています。
「4人が倒れ1人は心肺停止」はTwitterソースのお粗末
また、あわせて「4人が倒れ1人は心肺停止」という情報も流れていますが、これもデマです。
『夕刊アメーバニュース』が情報の確認もせず個人のTwitterのツイートを取り上げたため混乱が広がっているようですが、上記で紹介したニュースで「重症者はいない」、「心肺停止など命にかかわる症状の方はいない」とあり、ツイートの信頼性は限りなく低いと言えます。
モンスターストライクのイベントが大混雑で不満殺到 - 夕刊アメーバニュース
くれぐれもデマに騙されないように、そして面白がって拡散したりしないようにしましょう。