どもども、皆様こんにちは！ DIY道楽テツです。
ただいま、DT50初期型をレストアしてる真っ最中です。

エンジンをオーバーホールしています。これまで腰上の分解は何かのか経験があるのですが、エンジンの腰下まで完全にバラバラにするのは、実は今回が初めて。

苦戦するだろうなという予想通り、クランクのはめ込みにえらい苦戦したのが前回までのあらすじ。いや〜、あれは大変だった。用意すべき特殊工具を用意していなかったら、なおのこと。手持ちの材料でなんとか特殊工具を手作りして切り抜けたのでした。

(´-ω-｀)ふー
やれやれ…

大変なのはここまでのこと。ここからは外した部品を取り付けていくだけなのだから大丈夫なはず。

まして一つ一つメモを取ったり、写真を撮ったりしてるんだから、大きく苦戦することはないでしょう

なーんて、タカを括っていた自分が間違いでした。ここに来て、自分のツメの甘さを後悔する羽目になったのです…

途中まで順調にいっていたエンジンの組み立て。だけど異音は突然にやってくる

さすがに自分で外した部品だし、メモも取っていたので、わりとトントン拍子に部品が取り付いていきます

で、

クラッチまで、取り付けようとしたところでトラブル発生!!

何気なく回してみたら

ガガガガガという聞きなれない、明らかな、おかしい音

ちょっと待って？

なんで君が一緒に回ってるのかな？？

本来、キックペダルを踏み込んだ時のみかみあうはずのキックスターターのギアが中途半端な噛み合いっぷりで、ガガガッと異音を発している･･･

おかしい･･･？

組み方は合っているはずなのにと、何度か組んだりバラしたりしてたのですが、やっぱりギアがもうちょい奥に入るはず･･･　と思ったら、

あ、これか！！！

見えてなかった裏側に、あきらからにお互い相性の良さそうな凸と凹がありました。

そこか～！！！！！！！！

いや、それにしても危なかった。これに気付かずに、そのままエンジンを始動していたら･･･　いきなり「ガリガリガリガリ！！」って大きな音をたてるか、はたまた、最悪の場合、キックギアもろとも欠けるか割れるかして、その破片で周囲のギアもろともエンジン内部が粉砕するところでした･･･

経験不足な人間がエンジン組もうとして、油断するとこんなミスをやらかすよ、という好例を見事にやってしまいました･･･。

まぁ、なんにしても事前に気づいてよかったのですが、よい子の皆さんは、ちゃんと裏側もチェックしてメモをとりましょうね！！！！！

そんな苦戦っぷりをぜひとも動画でチェックしてみてください↓↓↓　　↓↓↓　よろしくお願いします～！

（YouTubeへのリンクです→）【DT50エンジン 組み立て編③】危ない！またエンジン壊すところでした･･･ 腰下組立て 後編 クラッチまで組みます ≪ヤマハ DT50初期型レストア計画⑧≫