【フリマサイト】出品者側から見た、二度と取引したくない相手【購入後の質問や要望はお控えください】
ヤフオク、PayPayフリマ、メルカリなどのフリマサイトで、出品取引回数4000回以上の筆者が思う「二度と取引したくない購入(落札)者」5つのタイプです。
いずれも購入または落札した後の取引連絡であれこれ要求する、これが一番困ることなのです。
1.購入後、発送を急がせる
私はほとんどを1~2日以内に発送のステータスで出品しております。
ルール的に言うと、48時間以内に発送という条件で出品していることになります。
しかし、取引連絡で「○日に使いたいのですぐ送ってもらえますか?」と求められることがたまにあります。
使いたい日が5日後とか1週間後とか、発送のタイミングによっては間に合わない可能性もある日程のこともあります。
殆んどの場合24時間以内に発送しておりますが、「すぐに」という要望に100%応えることができないこともあります。
その際に、なるべくカドが立たないように柔らかく、尚且つ双方にとってスムーズな着地点を案内をする文章を作成することはなかなかの負担です。
急ぐ場合は、購入前に質問をして確認してほしいです。
2.購入後、商品に関する質問をする
購入された後で商品に関する質問をされるのも困ります。
回答によって「やっぱり欲しくない」となったらとても厄介です。キャンセルの場合は手間がかかりますし、キャンセルのペナルティをどちらかが負わなければなりません。
また、すでに梱包が終わっている場合は、荷物をまた解かなければ確認できず、二度手間になってしまいます。
商品に対して不明点がある時は、購入前に要確認です。
3.購入後、梱包に注文をつける
梱包を指示してくる人は、過去の購入で酷い梱包をされたことでもあるのでしょうか。
プチプチを二重にしてくださいとか、ダンボールで補強してくださいなど、購入後にあれこれ注文を付けてくるケースがたまにあります。
自宅の郵便ポスト事情を語り、それに合わせた梱包をしてほしいというご要望もありました。
梱包は品物に合わせて破損しないように細心の注意を払って行っておりますが、細かい指示をされるのはあまり気持ちの良いことではありません。
希望要望がある場合は、購入前に要確認です。
4.配達時間を指定できない発送方法なのに取引連絡で時間指定をする
レタパ、クリックポスト、ゆうパケット、ネコポスなどは配達時間を指定できません。普通郵便は追加料金がかかります。
購入者側から時間指定はできない場合が多いと思っていた方が良いです。
いきなり「夜間20時以降に配達してください」と連絡が来ると、これもやはり困ってしまいます。
配達時間を指定したい場合は、対応している発送方法の商品を購入するか、購入前に質問してほしいです。
5.受け取りできない時期に購入する
今まで数回ほどですが、不在の保管期間が過ぎて、返送されてしまうということがありました。
これは非常に手間のかかることになってしまいます。
まず、購入者と連絡を取り、再送をするかどうかの意思表示を確認します。再送を希望された場合はフリマサイト独自の発送方法(おてがる配送やメルカリ便)が使えないので通常の宅急便やゆうパックを使うことになります。
この時、受け取らなかった購入者に非があるので、送料は購入者が負担するのが一般的です。
紛失のリスク回避のため、追跡番号のある発送方法にしたほうが良いのですが、送料が高くなる傾向があります。
着払も可能ですが、万が一相手が「やっぱりいらな~い」と受取拒絶した場合、荷物は差出人に戻ってきて送料を支払わなければならず、こちらもリスクがあります。
こういった事態になった時、フリマサイトの事務局に連絡すれば間に入ってくれることもありますが、必ずではありません。基本的には双方で話し合いで進めますので、やり取りのための膨大な時間が奪われてしまいます。
旅行などで長く家を空ける時は購入しない、あるいは確実に受け取れる方法を用意しておいてほしいです。
購入後はどうにもならない
1~5に共通して言えるのは、全て購入前なら対応しやすいということです。
こういったことは、説明に詳しく記載しておりますが、あまり読まずに購入する場合が多いようです。
購入前なら、できないことはできないと断りますし、無理難題な要望に対しては購入される前にブロックすることもあります。
希望する人と応じられない人、これは善悪ではなく双方の条件が一致しないだけです。不幸な取引にならないためには、購入前に可能性を断つほうがお互いのためです。
購入した後ではどうにもなりませんので、とにかく購入前の確認は重要と切に思うのです。