【札幌市中央区】サスティナブルストア&カフェ「エシカル・タイム 円山店」2月12日オープン!
2月12日、サスティナブルストア&カフェ「エシカル・タイム 円山店」がオープンしました。さっぽろ東急百貨店1階にもありますが、お客様からのカフェの要望や、エシカルを伝えるワークショップの開催など、これから広いスペースを使って新たなる展開をしていきます。
「エシカル」って何?
「エシカル」は直訳すると「倫理的」。現在使われている「エシカル」には「人や社会、地球環境に配慮した倫理的に正しい消費行動」という意味合いがあります。
商品が私たち消費者の手に届く過程において、近年、環境汚染や搾取、児童労働などが問題視されるようになりました。地産地消を行うことによって、地域の活性化や雇用を促進したり、買い過ぎないことなどで地球環境に配慮したりといった行動も、エシカル消費のひとつです。
たとえば、「エシカル食品」ですが、主に次のように定義されます。「過剰な食品添加物を控える」「無農薬・オーガニック・有機栽培」「規格外農産物」「アニマルウェルフェアに配慮した食品」「フェアトレードな食品」「地産品」「CO2削減に取り組んで作られた食品」などがそれに当たります。
ちなみに、「アニマルウェルフェア」とは、食肉の生産過程において、家畜がストレスや苦痛のない環境で健康的に育てられることを指します。規格外農産物やアップサイクルされた原料を使用した食品は、食品ロスの削減につながり、地球環境に配慮することになります。
サスティナブルストア&カフェ「エシカル・タイム 円山店」
2月12日にオープンしたばかりのサスティナブルストア&カフェ「エシカル・タイム 円山店」。
「エシカル・タイム」は“つくる人、つかう人、動物にもハッピーで、地球、社会、未来にもよいこと<エシカルな6方良し>”をコンセプトにしたお店です。食品のほか、洋服、アクセサリーなども提供しています。
広い店内には、オーガニックやフェアトレード、ヴィーガン対応などの商品がカテゴリー別に並べられています(洋服などは週明けから)。
「エシカル消費」に関わる貿易の仕組みとして挙げられるのが「フェアトレード」です。「消費のために誰かが犠牲になる」「安いモノを手に入れるために誰かが搾取される」などといった問題は、悲しいことに世界各地で実際に起きていることです。
生産者の健康や地球環境が脅かされている現状に配慮して、「フェアトレード商品を積極的に選ぶ」という消費者の行動は「エシカル」ということになります。基準を守り認定を受けた商品には「フェアトレードマーク」(認証ラベル)が貼られており、わかりやすく見分けられるようになっています。
「第3世界ショップ」が扱う商品も
1986年にスタートした、日本で初めてのフェアトレードを事業とする「第3世界ショップ」が扱う商品も多数あります。
主な取扱品は、フェアトレードやオーガニックのコーヒーや紅茶、チョコレート、ドライフルーツ、ナッツ、菓子類のほか、“誰でも、おいしく、簡単に”本格スリランカカレーが作れるカレーペースト「カレーの壺」、それををベースにした、レトルトタイプのスリランカカレーも人気です。
18種類以上のスパイス・ハーブや香味野菜をぜいたくに使い、化学調味料や保存料は使用せず、小麦粉も不使用のグルテンフリー。レトルトカレーとは思えない本格的な香りと味わいにリピーター続出だそうです。
いずれもパッケージがカラフルで、デザインもステキですね。
新設したカフェ
カフェではお店のオリジナルコーヒーやドリンク、デザートが味わえます。
私はスイーツセットのパウンドケーキをいただきました。
ちなみに、こちらがプリンのセット。
プリンのテイクアウトも行っています。使用されている材料にこだわった「エシカルプリン」です。「放牧牛のグラスフェッド有機牛乳」と「ケージフリーの平飼いたまご」、無添加製法&「てんさい糖」でできています。
今日はプリンと「有機ルイボスティー」を購入しました。
難しいことはさておき、持続可能な暮らしを支える商品に少し関心を寄せてみませんか?
まずはもうすぐ来るバレンタインデーには、こんなチョコレートがありますよ!
<サスティナブルストア&カフェ Ethical Time(エシカル・タイム)円山店>
*住所:札幌市中央区北4条西19丁目1-4 シャトーム北4条(Plaza19)1階
*TEL:090-9164-0502
*営業時間:ストア10:00~18:00 カフェ10:3 ~16:30(LO) ランチ(3月より11:00~14:30/当面の間は事前予約制。電話にてお問い合わせください)
*定休日:不定
*駐車場:買い物のみは共有駐車場(2台)の利用可能(カフェ利用は近隣のコインパーキングを利用ください)
*公式ホームページはこちら。