【鳥取市】鳥取市温泉旅シリーズ 日乃丸温泉
鳥取市温泉旅シリーズ第三弾となる今回は、初の「共同浴場」のご紹介になります。
これまでの2か所は、どちらかというと旅行客などの”休息”を目的とする人向けの温泉でしたが、共同浴場になるとまず洗い場にシャンプーやボディーソープなどがついていないことが多いです。今回の日乃丸温泉も同様です。場所によっては、洗い場にシャワーすらついていないところもあったりします。(桶にたまったお湯で洗っていく方式です。かなり面倒でした)
その分、少しだけ入浴料が安くなっています。共同浴場よりも「銭湯」といった方が分かりやすいかもしれませんね。
さてさて、日乃丸温泉のご紹介に移ります。鳥取駅からのメインストリート、若桜街道から1本外れた弥生橋通りにあるこちらの浴場。鳥取駅からは徒歩約10分といったところでしょうか。
外観はこのような感じ。いかにも街中に根付いてきた銭湯という感じ。かなり年季が入っているようにも見えます。
ちなみに、すぐ隣にコインパーキングもありますので、車の方でもアクセスは良好。ただ、弥生橋通りが少し特殊な車の通りなので、そこはご注意ください。
入口はこのような形。入る時点で男湯と女湯と分かれますので、間違えて入って下駄箱にいる人から奇声を上げながらバッグで攻撃されることのないようご注意ください。こちらの写真にはありませんが、左側に自販機があります。青色のものと赤色のものがありますが、赤色の方は少しお安くなっていますので、風呂上がりの一杯に最適です。
下駄箱はこのような感じ。鍵をかけることも出来ますが、なんと木札!これまで様々な温泉に足を運びましたが、木札は初めて見たなあ…。ところどころガタが来ていて閉まりにくくなっているところもありました。ザ・風情の塊ですね。(どういう感想)
ここからは脱衣所・風呂場と続くのですが、昼間から年配の方々の利用率も高く、常に誰かがいる状態。いつものように写真でお伝えするのが難しくなりますのであしからず。
こちらが脱衣所のロッカーになります。ここでも大きな番号と鍵がかけられる親切設計。さすがに風呂場の中に持っていくものなので鍵は木製ではありませんでした。とはいえ床もちゃんとフローリング敷きで、昔ながらのものを感じます。
他にも、扇風機がおおきなスチール製のものでガーガー音を立てながら回っていたり、入浴料を払う券売機が古めかしいものだったり、極めつけは浴場には欠かせない牛乳の自販機!
いつの時代のものですかってくらい年季が入ってる感じがすごい!こういうところ、筆者はたまらなく好きです。だから大学生なのにおっさん呼ばわりされるんだろうなあ
風呂場に入ると、シャワーがいくつも並んでいるのが分かります。が!シャワーの使い方が分からない!普通の温泉にあるような蛇口をひねるタイプじゃないんです。
使い方が分からずあたふたしていたら、隣で洗っていたおっちゃんに「コックがついとるとこしか使えんぞ」と言われ、さらに混乱。指をさされたところには、上に押し上げられそうなレバーがついていました。どうやら、使えるシャワーと壊れて使えないシャワーとあるようです。全部見てみたら、半分くらいコックがついてない!そこは更新してほしかったなー。
体を洗うだけでも一苦労し、ようやく湯船に入ると、熱い。源泉かけ流しなのか、50度近い温度があるそうで、体を慣らしてからでないと入れませんでした。その分、血行促進などの効果は大きい様子。入る前と出てからでは、体が全然違いました。
超昭和チックな共同浴場、日乃丸温泉。レトロすぎて現代っ子には逆にわからない部分もありましたが、お気に入り温泉の一つにランクイン!
入湯料も大人450円、小学生以下150円とかなりお得に入れます。
鳥取駅前の温泉地を安く体験したい!という方にはお勧めのスポットです。
それでは今回はこの辺で~。
日乃丸温泉
鳥取市観光サイトの紹介URL:https://www.torican.jp/spot/detail_1004.html
住所:鳥取市末広温泉町401
TEL:0857-22-2648
営業時間:平日 6:00~10:00、14:00~24:00
土日祝日 6:00~24:00
定休日:第2月曜 (祝日の場合は翌日休)
アクセス:鳥取駅から徒歩約10分
くる梨バス赤ルート「生協病院前」バス停徒歩1分
鳥取駅から直接行かれる場合は徒歩が最速になります。
車の場合は、県道43号線から弥生橋通りへ
駐車場:12台 (コインパーキング 1時間無料)