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台風19号は15号の10倍の大きさ 広範囲で長期間大荒れ

三ヶ尻知子気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属
気象衛星画像 TBSNEWSで作成・使用 

大型で猛烈な台風19号は、非常に強い勢力を保ったまま、12日(土)の午後に関東から東海にかなり接近、上陸する可能性が高くなってきました。

ウェザーマップ 台風進路図
ウェザーマップ 台風進路図

最新の台風進路図→https://www.jma.go.jp/jp/typh/

今回の台風の特徴は、とにかく勢力が強いということと、大きいということです。

前回の15号と面積を比べると…

15号は約12万キロ平方メートル、19号は約140万キロ平方メートルで、およそ10倍の大きさになります。これは何を意味するか?→広範囲で長期間、大荒れの期間が続きそうです。

台風の大荒れの期間は数時間から半日のことが多いんですが、今回は丸一日、二日間に渡る所もあるでしょう。

暴風、大雨、波浪の警報級となる時間帯

注意・警戒期間 気象庁HPより
注意・警戒期間 気象庁HPより

台風から遠い西日本の九州や四国でも、おおしけや暴風、警報級の大雨になる恐れがあるので、油断は禁物です。

天気が荒れない11日(金)の午前中までに早めの備えをお願いします。

具体的な備えは→https://news.yahoo.co.jp/byline/mikajiritomoko/20191009-00145963/

気象解説者/気象予報士/ウェザーマップ所属

1996年に気象予報士の資格取得。大分県出身。日本テレビ、NHKを経て、現在は、TBSテレビ気象キャスター。南国から雪国まで住んだ経験を活かし、主婦目線、母目線で天気を解説。著作に『わたしたちも受験生だった 気象予報士この仕事で生きていく』(遊タイム出版/共著)など

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