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お楽しみ会の準備を負担に思う子が楽になった!小学校の先生が実践する3つの方法

ナナホシ教育/子育て/学校

「お楽しみ会の準備で、同じ担当の子とうまくいってないようです。仕事を全部押し付けられているのか、夜遅くまでお楽しみ会の準備をしています。とても心配しています。」

 こんなお悩みのママからの相談です。お楽しみ会の準備は、子どもにとっても大きな責任です。でも、時には、仕事の分担がうまくいかなかったり、自分の意見が通らなかったり、ストレスを感じることもあります。

 今回は、私が小学校の教師として経験したことを生かした実践で効果があった4つのポイントをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

1. 子どもの気持ちを受け止める

 最初は、子どもの気持ちを聞いてあげましょう。例えば、こんな声かけをしてみましょう。

効果的な声かけその1

「準備大変だね。同じ担当の子と仲良くできないのは、辛いよね。」
「準備頑張ってるね。仕事を全部やらなきゃいけないのは、疲れるよね。」
「準備楽しみだね。自分のやりたいことができないのは、悔しいよね。」

 このように、子どもの気持ちを言葉にしてあげると、子どもは自分の感情を認められて、安心できます。また、親が子どもの気持ちを理解してくれていると感じて、信頼関係が深まります。

2. 子どもの努力や成果をほめる

 子どもががんばっていることや、できたことを、褒めてあげましょう。そうすると、子どもは自分のことをすごいと思えるようになります。例えば、こんな声かけをしてみましょう。

効果的な声かけその2

「こんなに素敵なポスターを作ったんだね。色使いや文字の配置がとても上手だね。」
「こんなにたくさんのアイデアを出したんだね。どれも楽しそうで、よく考えたね。」
「こんなに熱心に練習したんだね。歌やダンスがとても上達したね。」

 子どもがやったことを褒めると、子どもは自分ができる人だとわかって、自分を好きになります。そして、親が子どものことをすごいと思ってくれると感じて、もっとがんばりたくなります。

3. 子どもの協力や貢献を分かってあげる

 子どもが頑張っていることや、みんなのためにしていることを、分かってあげましょう。そうすると、子どもは自分のやっていることが大切だと思えるようになります。例えば、こんな声かけをしてみましょう。

効果的な声かけその3

「よく頑張ったね。同じ担当の子と協力して、素晴らしい仕事をしたね。みんなが喜んでくれるといいね。」
「仕事をみんなで分けたんだね。君がいなかったら、お楽しみ会は成り立たなかったよ。」
「自分のやりたいことを我慢して、みんなの意見に合わせたんだね。君はとても優しい子だね。」

 子どもがやったことを分かってあげると、子どもは自分が大切な人だとわかって、仲間と仲良くなれます。そして、親が子どものことを大事にしてくれると思って、自分に自信がつきます。

まとめ

 これらの声かけは、お楽しみ会の準備だけでなく、子どもの日常生活や学習にも応用できます。子どもの自己肯定感を高めることは、子どもの成長にとってとても重要です。親として、子どもを応援してあげましょう。

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