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【南アルプス市】懐かしくも新しい。生活を支えた道具の数々

おがわひでいち地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市・富士川町)

つい最近もお邪魔した気がする、南アルプス市ふるさと文化伝承館。今回は新しく始まったテーマ展【ナニコレ!昔の道具】展にお邪魔してきました。前回の記事はコチラ

頻繁に通えるわけではありませんが、来るたびにワクワクする所です。

今回は解説いただけるスタッフさんがいなかったので、一人のんびりと好きに見学させていただきました。

"球形手回し洗濯機" 昭和32年から40年頃までの、洗濯板での手洗いから電気洗濯機に移行する過渡期の存在だったようです。筆者は流石に記憶にございません。

"洗濯板にタライ"と"炭火アイロン"

"炭火アイロン" 逆に今売り出せば売れそうな気がしませんか?デザインが可愛らしい。

炊事に関する器具を集めたブース。

昭和の時代、各家庭に一個は地球儀ありませんでした?筆者宅にはありました。何気にホウキが一番懐かしい。

ディスプレイも凝ってます。準備が大変そうです。

当時は当たり前の物。現代の物もいつかこのように展示されるようになるのでしょうか。

筆者が大好きなうどんも、昔は自家製がほとんどだったのでしょう。

医療系の仕事をしていたこともあり、このような吸入器なる器具を見ると興味津々。ガラスケース内なので少し見辛いですが、器具のデザインも秀逸。

コチラもまた面白い。靴ではなく下駄でスケート。足袋を履いていたとしても寒くなかったのでしょうか。そしてどこで滑っていたのでしょう。

今回の展示の中でも一番近代的で、懐かしく思える品が多数。

何も特別ではなく、昔の日常生活を支えていた品物の数々。アイディアに溢れて、少しでも生活を豊かにしようという当時の思いが伝わるような気がしました。歴史を知るということは、よく年表にある政治的な出来事や争い、自然現象の記録だけでなく、当時の生活を知るということも大切のように思えます。江戸時代から現在まで、懐かしくも斬新に見える生活道具の数々から、違う世代の生活の様子を想像してみてはいかがでしょうか?

テーマ展【ナニコレ!昔の道具】展 

会場:南アルプス市ふるさと文化伝承館

住所:山梨県南アルプス市野牛島2727

会期:2023年2月3日(金)〜6月21日(水)開催

営業時間: 9:30〜16:30

入館無料

休館日:毎週木曜日(この日が祝日の場合は翌日休館)年末年始

問合せ:TEL 055-282-7408 FAX 055-285-7113

公式サイト

地域情報発信ライター/写真家(南アルプス市・富士川町)

本業の傍ら写真家としても活動しています。南アルプス市と富士川町の皆さんが「出かけたい」と思えるような記事をお届けできるように頑張ります。

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