【名古屋市】世界へ旅立ち成長して帰ってきたココイチの逆輸入カレーを受け止めた「カレーの日」
アジアの王座を目指して、サッカーの日本代表が連日、アジアの強豪国と熱戦を繰り広げている。世界へと旅立った選手たちが日本代表に名を連ね、歴戦の勇士として闘う姿は頼もしい限りだ。
カレーの世界にも、日本から旅立ち海外で戦う飲食チェーン店がある。CoCo壱番屋(ココイチ)だ。今や世界中に展開し、目覚ましい発展を遂げた。海外でしのぎを削る中で完成されたメニューの数々を賞味できる場が、実は名古屋駅にある。
2023年6月に開店したCURRY HOUSE CoCoICHIBANYA WORLD(ココイチワールド)だ。これまで海外店舗でしか味わえなかったメニューが提供されている。訪れる機会をずっと失っていたが、1月22日というこの日、ココイチワールドへと向かった。
1月22日は「カレーの日」。1982年に全国学校栄養士協議会が学校給食の35周年を記念して、学校給食試食会を実施。その際、1月22日の献立を当時から子どもに大人気だったカレーにするよう、全国の小中学校に呼びかけた。この日を記念して「カレーの日」が制定されたという。
「カレーの日」の説明を目で追った時、「カレーを食べたい」と純粋に思われた。特別な「カレーの日」に、特別なカレーを食べたい。そこで頭に浮かんだのが、ココイチワールドだった。
ココイチワールドにさっそく入店したものの、注文に迷う。「野菜たっぷりで大満足」とのフレーズにつられ「なすほうれん草トマトオムカレー」(単品で税込み1270円)を店員に伝える。
ビール(各種税込み500円)はハイネケン、ハートランド、バドワイザーなど4種類。カレーを待つ間、杯を重ねる。
巨大な平たいUFOが現れた。私が座るテーブルにUFOが着陸。UFOには、ナスやほうれん草、ミニトマトといった野菜がちりばめられたカレーにオムライスが浮かんでいる。多彩なトッピングのオムカレーが海外では人気なのだ。
カレーは特別仕様で食肉由来の原材料を使用せず、海外店舗専用ソースを提供。口にしてみると、思いのほか、さっぱりとしている。日本国内のココイチと同じく、辛さの調整やトッピングの追加など多彩なカスタマイズも可能となっている。
ココイチのカレーの中でも、海外で磨き抜かれて洗練された日本代表のような存在感。ワールドクラスとなったココイチカレーを味わいたいなら、ココイチワールドだ。
名称:CURRY HOUSE CoCoICHIBANYA WORLD(ココイチワールド)
住所:名古屋市中村区名駅1丁目1-3 JRゲートタワー ゲートタワープラザ レストラン街 12階
営業時間: 11:00 ~ 23:00(LO・22:30)