17日(土)の関東は冷たい雨で師走並みの寒さに?
17日(土)は雨で気温上がらず
東京都心は、おととい、きのうと最高気温が25℃以上の夏日となり、きょう14日(水)も23.2℃まで上がり、暖かな一日となりました。
ところがあすから週末にかけては、曇雨天傾向とともに気温が下降傾向で、日中も20℃には届かず、特に17日(土)は寒さがピークとなりそうです。
上図は17日(土)正午の雨雲と上空1500メートル付近の気温の予想です。
秋雨前線上に発生すると思われる低気圧の影響で、太平洋側では雨となり、特に関東など東日本では本降りの雨で、降り方によっては大雨となる可能性もあるほどです。
しかも上空1500メートル付近の気温の予想をみると、北から関東地方(東京都心)に6℃以下の寒気が流れ込んできており、これは関東地方の気象特性として、雨が降ると、地上の気温は10℃を少し上回る程度の寒さとなってしまうパターンです。
東京都内の上空の断面図では?
少し専門的ではありますが、17日(土)正午時点での東京都内を東西方向にみた上空の断面図が上図です。
左図の矢印面が右図に相当するのですが、上述した通り、上空1500メートル付近(青い丸)には6℃以下の寒気が関東の内陸部を中心に流れ込んでおり、東京都心など、地上の気温は10℃を少し上回る程度に計算されていることが分かります。
17日(土)は日中も10℃ちょっと
ウェザーマップが発表した東京都心のピンポイント予報によると、17日(土)に関してはまだ昼までしか予報が出ていませんが、正午の段階で12℃が予想されており、これは東京都心の正午の平年値としては12月7日に相当します。
おそらくこのまま午後にかけても同じような気温が続くとみられ、17日(土)は冷たい本降りの雨とともに、師走のような季節外れの寒さとなりそうです。
今週前半が25℃以上の夏日でしたので、週末にかけて気温差が非常に大きくなります。体調を崩さぬようご注意下さい。