広島市中区十日市町「本覚寺（ほんがくじ）」敷地内の一角に2022年1月31日に設置された自動販売機。

実はこれ、ハンバーガーの自動販売機なのだ。

販売されているのは、本覚寺の公式キャラクター「みょうけんくん」をモチーフにした「みょうけんバーガー」。

定番の「ハンバーガー」や「チーズバーガー」、食べ応え抜群の「ポテトタルタル」、スパイシーな「カレーチーズ」、ちょっと珍しい「お好み焼き風」や「ピザバーガー」など全6種類！
それと「大判焼き」。

価格は、1個300円～350円。

どうしても中身が気になるので私も購入することに。
購入は現金のみ。

ハンバーガーは箱ごと冷蔵の状態で出てくる。

側面には温めの目安が記載されているので、さっそく自宅に戻って電子レンジで温めてからいただく。

中身はこんな感じ。
写真はカレーチーズ350円。

ハンバーグがとっても肉厚！
パンもふっくらで美味しい！
箱だけで見ると小さいかな？と思ったけど、ひとつでも充分食べ応えあり。

そうそう、みょうけんバーガー1番のポイントは、おみくじがついてくること。

大吉でるかな～とウキウキしながら開くと・・・

がーん・・・

凶でした。

ちなみに、このハンバーガー自動販売機は、住職の渡部さんが個人で設置したもの。
（ハンバーガーは渡部さんの手作りではありません）

渡部さんは昨年秋頃、
心無い人に壊されたハンバーガー自動販売機の部品を3Dプリンターで複製し、再生させたというニュースを見て、深く感銘を受けたそう。

すぐに近くのハンバーガー自動販売機を探したけど、中国・四国・九州地方にはなく、
だったら、自腹払ってでも置いたらみんな喜んでくれるのではないか、
コロナ禍で沈んだ世の中に明るいニュースを届けられるのではないかと、設置を決意。

自動販売機は、長野県にある取扱業者「ガレージいじりや」から、車で遠路はるばる届けられたという。

商品は順次補充を行い、1日当たりの販売数は限定しないが、24時間いつでも購入可能だ。

ハンバーガー自動販売機による一部売上金は本覚寺が運営する「こども食堂」の活動資金に使われる。
「こども食堂」とは、
本覚寺の広い和室を会場にして、毎月1回土曜日のお昼に地域のこどもたちに温かい食事を提供する活動。
（現在はコロナ禍のため、お弁当配布で対応）

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