昨日、発表されたミシュランガイド東京2023。ラーメン部門では4店が新たにビブグルマンとして掲載されました。ちなみに、一つ星の3店は昨年と変わらず。

全21店のうち15店程はレギュラー枠で、ここ4,5年程大きな変化はありません。

新規のお店は残りの枠にいかに入り込み定着できるか、やはりミシュランラーメンの枠をめぐる日本一、いや世界一の激戦区と言えるでしょう。

第10位 入鹿TOKYO 六本木（六本木駅 0.3 km ）

遂に、六本木にミシュランラーメンが誕生！

これは、快挙であり奇跡です！そして、10年後に歴史を振り返った時に、六本木という街にとって、大きなターニングポイントになるでしょう。

六本木は、飲んだ後のラーメンが少ないのです。自分など、午前3時の今は無き一蘭さん、つるとんたんさんを今まで何杯食べ尽くした事か、、、まあ、味の記憶は殆どありませんが。

このミシュランラーメン誕生によって、インバウンドの六本木夜遊び層が、締めラーメンを求め出しすのです、「24時間有名ラーメン店が楽しめる街、六本木」、夢ではないとか、夢だとか、、、

もとは、2019年東京都東久留米市で創業したお店が、2021年六本木に出店。

インバウンドをしっかり意識した構成となってます。

スプーンに乗るは、トリュフと数種キノコ和え。これが、醤油ラーメンに絶妙な変化を加え、新体験のラーメンの風味を演出してくれます。

立体的に丼を活用する手法に、作り手の知的好奇心の高さが伝わります。今後、トレンドとなる味変の手法でしょう。

まずは、香りを十分に楽しんでいただきたい。ポルチーニを活用したラーメンといえば、愛知県の酒楽亭 空庵さんが有名ですが、非常に挑戦的な新感覚なスープ。

東京のミシュランラーメン全21店のうち一つ星は全3店。そのうち2店にいえるのは、麺の特性がずば抜けているということ。その視点で言えば、一つ星のポテンシャルがあるだけに、さらに改良を求めたい。現時点でも美味しいが、このお店のセンスと独創性から、その先を目指していただきたいところです。

海外では、春の白アスパラ同様に、ポルチーニには秋のイメージが強く、インバウンド層に、季節外れ感のイメージをどう覆していくか、今後の略進が楽しみな新ミシュランラーメン！

ミシュランガイド東京2023ラーメンBEST10ランキング

このランキングは、食べログ、ラーメンデータベース、Retty、Googleの評価指数および口コミ数（累計数、増加数、増加率）を変数として、アルゴリズム解析した結果をWRP(Web Reputation Point)として算出しています。

店舗を訪問し、食事をもとにした主観的な質的評価ではなく、各サイト上での所有スコアの量的評価であり、客観100、主観ゼロのランキングです。