前回訪問したのは、昨年12月の寒い時期。今回は気温30度越えの真夏日に、どうしても美味しいラーメンが食べたくてやってきました。

旭川環状線沿いの末広1条４丁目、国道40号線から北に少し入った場所にある『かつや食堂』です。

創業は昭和42年で、以前は国道40号線を挟んで南側に店舗がありました。筆者はその頃から同店のファンです。

お品書きにはラーメンをメインに、丼物や定食、カレーライス、そしてそばやうどんもあり、店名の通り食堂で定番のメニューが並んでいます。

中でも人気なのがお得な「セット」。かつ丼にハーフラーメンがついた「かつ丼セット」、ぶた丼にハーフラーメンの「ぶた丼セット」、カレーライスにハーフラーメンの「カレーセット」。普通サイズのラーメンにミニカレーがついた「ラーメンセット」の4種類があります。

小食の筆者は食べきれないので、注文することは稀ですが、美味しくてボリュームがあってリーズナブルなため、女性でも注文する人が多い人気メニューです。

最初に書いた通り、今回は美味しいラーメンが食べたくて来たので、ご飯ものやセットの誘惑に負けず初志貫徹でラーメン。

いつもは醤油や味噌を食べることが多いのですが、今回は塩ラーメンにバターをトッピングしてみました。

旭川では、「らーめん山頭火」が登場してから白濁した豚骨白湯スープの塩ラーメンを提供するお店が多いのですが、『かつや食堂』の塩ラーメンは昔ながらの透明感のある黄金のスープ。

あっさりとしていながらも、しっかりとコクと旨みを感じるスープです。

そこにバターの豊かな香りと風味が加わって、美味しさ3割増し。

大満足の味で、暑い中ラーメンを食べにきたかいがありました。

ちなみに店内はエアコンが効いていて快適。熱いラーメンを食べても汗はかきませんよ。