【自己啓発】モヤモヤの正体は怒りだった!優しすぎて怒れない人の6つのタイプとは⁈
あなたは、人に怒れないがために、したくないことを押し付けられたり、上から目線の言い方をされたり、嫌な思いをしていませんか?
怒れない人にはいくつかのタイプがあって、共通しているのは「気持ちの優しさ」です。
気持ちが優しいのは大きな強みですし、ステキなことだと思います。
ただ、その強みが時に自分を苦しめてしまうこともあるでしょう。
気持ちが優しいから、相手を気遣ったり、相手の気持ちを優先させたりして、自分はいつも我慢ばかり。
なんとなくモヤモヤして、嫌だなぁ…と感じているのであれば、それは「怒り」という感情かもしれません。
「怒り」は、とても幅が広い感情で、自分では「怒っているわけじゃないんだけど…」と思っていても、「怒り」に含まれるものがあるそうです。
私はこのことを「タイプ別 怒れない私のためのきちんと怒る練習帳」という本を読んで知りました。
「タイプ別 怒れない私のためのきちんと怒る練習帳」どんな本?
著者は、日本アンガーマネジメント協会代表理事である安藤俊介さん。
「アンガーマネジメントって、怒りっぽい人がするものじゃないの?」
「怒れないのに、どうしてアンガーマネジメントなの?」
って思いますよね。私も最初は不思議に感じました。
「アンガーマネジメント」は、怒る必要のある時には上手に怒れて、怒る必要のないことには怒らなくて済むようになることを目指す心理トレーニングで、1970年代にアメリカで始まり、50年以上の歴史があるそうです。
怒れない人にアンガーマネジメントが必要な理由は、怒れないことで損をしているから。
怒りは、別名「防衛感情」と言われ、、怒ることで大切なものを守れるのです。
大切なものとは、考え方、価値観、生き方、立場、家族や友達など、あなたが大事にしたいと思っているもの。
今まで「怒っちゃいけない」と思ってたけど、「上手に怒れるようになりたい」と思えてきましたか?
本書では、『怒れない人』のタイプ診断をした上で、具体的なシーンで、どのように怒ったらいいのか、「ケーススタディ34個と共に102個の選択肢」も紹介してくれています。
怒れない人の6つのタイプ
「タイプ別 怒れない私のためのきちんと怒る練習帳」では、怒れない人の6つのタイプが、わかりやすく動物に例えられていて、なんだか親しみが湧いてきます。
ちなみに私は、思った通りコアラさんタイプでした。
この6つのタイプを見ただけでも、「私はコレかもしれないな…」というものがあるのでは⁈
たぶん、当たっていると思いますよ(笑)
12個の質問に答えて、簡単にタイプ診断ができるので、気になる方は、ぜひ本書で確かめてみてくださいね。
「あなたの強みは、そのままにしてほしい」
著者の安藤俊介さんは、「おわりに」で、
と綴っています。
怒れない人が怒れるようになるって、なかなか大変なことだと思います。
だからこそ、本書では少しでも行動しやすいように、心理的負担を少なくするために、たくさんの選択肢を紹介してくれているのですね。
闇雲に自分の感情を押し付けることだけが、怒ることではありません。
無理に怒ろうとして、今より苦しくならないでください。
ただ、「自分が感じた怒りの対処法には、様々な選択肢があること」を知るだけでも、少し楽な気持ちになれるのではないでしょうか。
【参考文献】
「タイプ別 怒れない私のためのきちんと怒る練習帳」
安藤俊介・著 CCCメディアハウス
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
私は本書を読み終えて、心があたたかくなるのを感じました。
「怒り方を教える本」なのに、なんだか不思議な体験ですね。
人間関係に疲れた人の気持ちが、少しでも軽くなることを願っています。