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グツグツと煮立ったラーメンスープ!「濃厚石焼き坦々つけ麺」にシビ辛加えてあったまろう【神戸市】

Hinata Yoshioka旅するフォト&ライター(神戸市)

寒くなってきた夜、元町で晩ご飯を食べようとウロウロしていたら、とてもあったかそうなメニューを発見しました。「濃厚石焼坦々つけ麺」、つけ麺で石焼きって珍しくないですか?興味津々で入ってみることに。

早速カウンターに座って注文、どんな熱々が出てくるのかを楽しみに待ちます。目の前のオープンキッチンにいるスタッフさんは、驚くことにたった一人で切り盛りしています。マイペースにも見えて確実に作業をこなしているその人物、後で分かったのですがこの店の店主さんでした。

「濃厚石焼坦々つけ麺ダイブ飯セット」 1,080円税込
「濃厚石焼坦々つけ麺ダイブ飯セット」 1,080円税込

さて、熱々がやってきました!石焼きスープだけあって思った以上に熱々というかグツグツ、これは冷えた身体も一気に温まると思われます。さっそく麺をつけてみるべく、チャーシューをめくってみたところ…

色んな具材が出てきましたよ。長ネギ、燻製した肉味噌、ゴボウ素揚げ、チンゲン菜、低温調理のレアチャーシューだそうです。これは手間がかかっていますねと言うと、ホント手間しかかけてませんよねと店主さんは笑います。

スープは担々麺のスープに魚介系の混じった濃厚なスープで、3種類のゴマで風味豊かに、青山椒を少なめにして入れてあるのだとか。

麺を投入するたびにグツグツは収まっていきますが、それでもプツプツとした泡立ちは続いています。坦々麺のつけ麺は神戸ではここだけかもというお話でしたよ。

麺は中太の平麺が180g、ダイブ飯を食べて欲しいから多くはしていないですと店主さん、だけど湯がくと300g近い重さになっていると言うから驚き。だからずっしりな感じがあったんですね。

ダイブ飯には、手作りであろう美味しい粉がかかっていた
ダイブ飯には、手作りであろう美味しい粉がかかっていた

ここの「坦々麺」は最初から辛めにしている訳ではなく (糸唐辛子は色味として入っている)、シビ辛スパイス、ブラックペッパー、山椒、辛みそ、ニンニクがテーブルに置いてあるので、それで好きな味付けにする感じだそうです。

そうすると「辛いの無理だから坦々麺を食べられない」という人にも食べてもらえるからと店主さん。自分で辛さを調整できるのは嬉しいですよね。

看板の写真は、石焼きではない「担々麺」。美味しそうなビジュアル
看板の写真は、石焼きではない「担々麺」。美味しそうなビジュアル

「汁なし坦々麺」は、麺に山椒オイルとよだれ鶏のタレを絡ませ、自慢のスープを濃縮したタレとホイップした生クリームを混ぜた、しびれの効いたコクのある担々麺だと書いてありました。

他にも「鳥塩パイタン」や、唐揚げ、肉汁焼売のセットなどもあって、とにかく一通り試してみたくなるような内容です。店主さんひとりの時も多いようで大変そうですが、こだわりの味を想像しながら楽しみに待つのもいい時間。どうぞゆとりのあるタイミングで行ってみては。

坦々麺専門店 珠しっぴん

坦々麺専門店 珠しっぴん instagram
兵庫県神戸市中央区元町通1-14-3 杉本ビル 1F
営業時間:
ランチ 11:30〜15:30
ディナー 17:00〜21:00
定休日:不定休
※現金のみの支払い(券売機にて)

旅するフォト&ライター(神戸市)

旅なしに人生は語れない、ノマド系フォトライター。国内から世界各国まであちこち歩きまわって取材する、体当たりレポートを得意とする。趣味は美味しいもの食べ歩き、料理、音楽、ダンス、ものづくり、イベント企画などなど、気になる物には何でも手を出してしまう。南国気質で、とにかくマイペースな自由人。

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