コツは“水分”だった。「カットかぼちゃ」の寿命を2倍にする!たった1つの方法とは?
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん、最近「かぼちゃ」は食べてますか?かぼちゃは年中、スーパーで購入する事ができ、『あれ、旬っていつだっけ?』と疑問に思う方もいるかと思います。実は、一般的な国産かぼちゃの旬は秋から冬にかけての10月から12月です。しかし、年中かぼちゃを購入できるのは「輸入物」が理由です。日本のかぼちゃの主な輸入先はメキシコやニュージーランドです。そのため、年中かぼちゃを食べることができるのです!
そんなかぼちゃですが、皆さんは正しく保存出来ていますか?スーパーで売られているかぼちゃは主に「丸ごと」or「カット」の2種類かと思います。今回はカットかぼちゃ(1/2・1/4)などの保存方法を皆さんに伝授したいと思います。
私が勤めているお店では、刺身の「つま」にかぼちゃを使用しているため、私は"沢山の保存方法"を試行錯誤してきました。かぼちゃが好きな方は最後までお付き合いください!
今回の目次
- 最大の敵は「水分」
- カットかぼちゃを冷蔵保存する場合
- カットかぼちゃを冷凍保存する場合
- まとめ
最大の敵は「水分」
かぼちゃを保存する上で最大の敵は「水分」です。
この水分が最も多く含まれている部分は「種とワタ」になります。つまり、かぼちゃを長持ちさせるには、この「種とワタ」を取り除く必要があります。※水で洗うのはNG!
カットかぼちゃを冷蔵保存する場合
今回は皆さんに「冷蔵保存」と「冷凍保存」の2種類の方法をお教えします。『常温保存はどうなの?』と思う方もいるかとは思いますが、カットしたかぼちゃは、とても傷みやすいため常温保存には向きません。
【冷蔵保存】
①スプーンで種とワタを取り除く
②水分が残っていたら、キッチンペーパーで拭き取る
③ラップでピッタリと包む
④冷蔵庫へ
カットしたカボチャを冷蔵で保存する場合、その期間は5〜6日です。もし、種とワタを取らずに保存すると3日程でカビが発生します。また、カビが生えやすくなるため、調理する前には、傷みやカビがないかをしっかり確認をしてから使って下さい!
カットかぼちゃを冷凍保存する場合
それでは、カットかぼちゃの冷凍バージョンをお教えしましょう!
【冷凍保存】
①スプーンで種とワタを取り除く
②水分が残っていたら、キッチンペーパーで拭き取る
③料理で使う大きさにカットする
④1人前ずつラップで包む
⑤保存袋に入れる
⑥冷凍庫へ
冷凍かぼちゃは保存期間が約1ヶ月ほどです。冷蔵保存と比べると約10倍長持ちします。そのため、常備食材としてもおすすめですよ!
そして、冷凍かぼちゃを使う際は解凍せずにそのまま料理に使って下さい。解凍してしまうと…水分が抜けて食感が悪くなります。
まとめ
- かぼちゃを保存する上で最大の敵は「水分」
- カットかぼちゃは「種とワタ」を取り除く
- 冷蔵保存だと、5〜6日ほど日持ちする
- 冷凍保存だと、1ヶ月間ほど日持ちする
- 冷凍かぼちゃは解凍せずに調理する
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