【整備士が教える】車検でぼったくられないために絶対に知っておいて欲しいこと
車の所有者は法律で車検を受けることを義務付けられていますが、いざ車検時期がくるとめんどくさいし、できるだけ安く済ませたいですよね。
この記事では、車検の流れや安く受けるための方法を紹介します。
もっと詳しい具体的な内容が知りたい方はブログで解説してます!
【車検の準備は早めに!】整備士が教える初めてでも安心な完全マニュアル
車検を受ける時期
車検は満了日までならいつでも受けることが可能です。
【車検の満了日】
- 新車…登録から3年
- 新車以外…前回の車検から2年
車検期限は車検証か、フロントガラスに貼付してある車検ステッカーを確認するとわかります。
車検は2年以内ならいつ受けても大丈夫ですが、次回の満了日が車検を受けた日を起点に2年となってしまうので、1ヶ月前くらいに申し込むのが最適です。
満了日ギリギリだと予約が取れない可能性があるため、余裕を持って2.3ヶ月前くらいに予約だけでもしておきましょう。
車検にかかる費用
車検には「法定費用」「車検基本費用」「部品交換費用」の3種類の費用がかかり、ある程度まとまったお金が必要になります。
【車検にかかる費用】
法定費用
- 小型車:46,310円程度〜
- 軽自動車:27,730円程度〜
車検基本費用
- 小型車:43,200円程度〜
- 軽自動車:34,020円程度〜
部品交換費用
- 車のコンディションによる
軽自動車で合計約60,000円〜、小型車の場合だと合計約90,000円ほどの費用がかかります。
さらに、部品交換やタイヤ交換などが重なれば、10万円以上かかることも珍しくありません。
車検にかかる費用の相場を知ることで割高な検査を受ける心配がなくなるのでチェックしておきましょう。
安く受けるには相見積もりが必須
車検費用を安くするために各業者の見積もりを比較することは欠かせません。
【比較内容】
- 料金
- 口コミ
- 条件(休日など)
しかし1店舗ずつ回ったり、付近の業者全部に電話をして見積もりをとるのは面倒です。
相見積もりをとる時は、比較サービスを利用すれば便利で納得のいく業者を見つけられるでしょう。
おすすめのサービスやメリットについてはこちらの記事で解説しています。
車検を受けるために準備する物と流れを解説
初めての車検でも迷わないように、車検で準備するものや流れを解説します。
車検前に準備する物
車検を受けるにあたって前もって準備しておくべき書類を紹介します。
【必要な書類】
- 車検証
- 自賠責保険証明書
- 自動車納税証明書(普通自動車)・軽自動車納税証明書(軽四自動車)
車検証や自賠責保険証明書は多くの場合、グローブボックスの中に収用されています。
引越しなどがあった場合は上記の書類に加えて「自動車税申告書」「車庫証明書」「住民票」が必要になります。また、都合がつかない方で他の方に車検を依頼する場合は「委任状」が必要です。
【その他必要なもの】
- 身分証明書
- 印鑑(シャチハタはNG)
- ロックナットアダプター(必要な場合)
あなたの状況に合わせて必要なものが変わってくるので、あらかじめ車検業者に確認して、発行が必要なものは余裕をもって準備しましょう。
車検の流れ
車検の流れは業者を決めてしまえば、あとは業者が進めてくれるので難しくありません。
【車検の流れ】
- 店舗を探して事前見積もり
- 予約をとって車検を受ける
- 車を引き取る
最初の店舗探しの工程が1番大切になります。
事前に相見積もりをとるだけでなく、店舗の口コミも確認して納得して任せられる業者を見つけましょう。
車検を受ける業者の見つけ方はこちらの記事で解説しています。
まとめ
この記事では車検を初めて受ける方でも分かりやすいように、車検の流れと安く済ませる方法を紹介しました。
車検費用を少しでも安くするには、相見積もりを取ることが必須です。
また、値段だけの比較ではなく、口コミやお客さんの声も確認しておくと納得のいく車検が受けられるでしょう。
近所にある業者の値段や口コミを比較する方法は「整備士が教える初めてでも安心な完全マニュアル」で紹介しているので参考にしてください!