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前年王者のLGが3勝2敗で準プレーオフを制す 2位サムスンとのプレーオフに進出<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
プレーオフ進出を決めたLGナイン(写真:LGツインズ/初報から差し替え)

LGツインズ(公式戦3位)とKTウィズ(5位)が2勝2敗で迎えた準プレーオフ第5戦はLGが4-1で勝利し、プレーオフ進出を決めた。

LGは1回裏に3番オースティン・ディーンと5番キム・ヒョンスの2本の適時二塁打で2点を先制。3回にもオースティンの犠飛で3-0とした。

LGの先発イム・チャンギュは得意のチェンジアップで打者のタイミングを外し、7回途中まで被安打3、失点1と好投しリードを守った。

敗れたKTはともに同率5位でシーズンを終えたSSGランダーズと、リーグ初の5位決定戦で対戦。勝利を収めポストシーズン進出を決めた。

KTは4位トゥサンベアーズとのワイルドカード決定戦を2連勝。5位チームとして初めて準プレーオフに進み、LG相手に1、4戦と勝利するも勝ち上がることはできなかった。

プレーオフは13日から2位サムスンライオンズとLGの対戦で行われる(5試合制3戦先勝)。準プレーオフ同様に上位チームへのアドバンテージはない。

⇒ ポストシーズン日程表(ストライク・ゾーン)

映像:LGの先制打(KBO公式YouTubeチャンネル)

◇10月11日(金)の結果

・準プレーオフ 第5戦

 LG 4 - 1 KT(チャムシル)

 勝:イム チャンギュ

 敗:オム サンベク

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「プレミア12の韓国代表、練習招集の35人を発表」

11月に行われる野球の国際大会「第3回WBSCプレミア12」に出場する韓国代表についてKBO戦力強化委員会が11日、練習招集メンバー35人を発表した。大会のエントリーは28人だが、現在開催中のポストシーズンと代表練習を見て人数を絞るとしている。

(関連記事:プレミア12の韓国代表は「オーディション」で選ぶ? 練習に招集する35人を発表。7人は脱落

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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