【名古屋市中区】「阿波藍の美しさ風合い楽しんで」、徳島藍染フェア始まる。旬の物産品販売も
徳島県名古屋物産センター(中区)では、今月23日(金)まで、藍染フェアが開催中です。Tシャツやストール、ワンピース、アクセサリーなど、約100点の藍染製品が販売されています。
阿波藍
古くは日本三大暴れ川と称された吉野川。その氾濫によってもたらされた肥沃な大地で栽培されてきたのが、藍染の染料の原料である「藍」です。
徳島で育った「藍」から作られる染料は、染めたときの風合いの良さと品質の高さから、江戸時代には「阿波藍」と呼ばれ、他地域産の染料と区別され大変な高値で取引されるほどでした。徳島で育まれる天然藍の美しい風合いは、今日まで根強い人気があります。
藍のふるさと阿波
売場に並ぶのは、すべて職人が手がけた一点もの。藍染と一口に言っても色合いや柄に個性が見てとれます。くっきりとした柄やふんわりと滲んだような柄など、自分の好みのものを探すのが楽しいです。
いちばん人気だというストールは手に取ってみると予想以上に軽くて柔らか。肌触りも抜群で、日差しが気になるこれからの時期にサッと首に巻いてお出かけしたくなる1枚でした。この日も藍染フェアを例年楽しみにしているというお客さんが、ゆっくりと商品を見て回っていました。
徳島県名古屋事務所長の住友さんは「阿波藍が生み出す美しさや自然な風合いをお楽しみください」とおっしゃっていました。藍染製品を8,000円以上購入された方にはプレゼントもあるそうです。地下鉄栄駅から徒歩4分、「徳島県名古屋物産センター」へぜひお出かけくださいね!
センターの方、イチオシのワカメ3選を実食
同センターでは、徳島の物産品の販売も行っています。柚子を使用した調味料や乳酸発酵の阿波番茶、お菓子など普段あまり見かけることがない商品がずらり。地元で愛される定番商品は自分用にもプレゼント用にも間違いなし。
センターのみなさんの今月のイチオシは新物生ワカメ。上の写真中央のワカメはサラダにしてみました。
ビロードを彷彿とさせる肉厚ワカメはなんとも滑らか。包丁で切っているときの「コリッ」とした手応えや「シャリシャリ」という音が小気味いいです。食べてみると、コシのある歯ごたえも秀逸で、我が家の定番にしたいとおもいました!!
写真左のワカメは混ぜご飯に。ワカメのしゃきしゃきとした歯ごたえと香りがたまりません。お味噌汁や酢の物など、いろいろな料理に使えて便利ですね。ワカメの食べ比べもおすすめです。
「くきわかめのつくだ煮」
鳴門ワカメを100%使用した茎ワカメの佃煮。瓶を開けると四角い茎わかめが重ねられていました。厚みのある茎ワカメをパクリ。シルキーでとろけるような舌触りがクセになりそう。子どもから大人まで、お弁当に入っていたら嬉しくなっちゃうおかずでした。どの商品も地元の家庭の定番商品・人気商品だけあって納得の味わいです。是非おでかけくださいね。
■店舗情報
徳島県名古屋物産センター
・住所:名古屋市中区栄4-16-36久屋中日ビル4階(徳島県名古屋事務所内)
・アクセス:地下鉄東山線、地下鉄名城線「栄駅」13番出口を出て徒歩4分
・営業時間:午前9時から午後5時
・定休日:土、日、祝日、年末年始
・電話番号:052-262-4677
・公式ツイッター
クレジットカード、交通系ICカード、nanaco、WAON、楽天Edyなど利用可
※掲載内容は取材当時のものです。最新の営業状況と異なる場合がございます。
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