【宮城県 松島町】いいねぇ!こんなにも粉砂糖!熱々揚げたて 'ずんだ揚げパン'[食べ処 うみねこや]
サクサクから始まって、すぐさま押し寄せるもっちり食感。油とパン生地が生み出す甘みと、中から溢れ出してくる餡の美味しさ。「揚げパン」とは、何故がまた食べたくなる不思議な引力を秘めている。この、'揚げパン'自体のことを熱く語りだすと日が暮れそうなので、やめておこう。しかし先に伝えたいのは、揚げパンとは日本国民によって長く愛されている魅力的なパンだということ。
さて、宮城県松島町の夢のようなたっぷりの粉砂糖でめかした「ずんだ揚げパン」の存在をご存知だろうか?お持ち帰りはせずに、出来る限りその場で熱々をカブリッ!といってほしい揚げパンの一つだ。早速、ご紹介していこう!
その揚げパンを販売しているお店は、「五大堂(ごだいどう)」のすぐ足元にある売店「食べ処 うみねこや」だ。五大堂の側には数軒の売店が存在するが、同店舗はJR松島海岸駅方面とは逆方向側にある売店だ。
店舗の裏手には「牛たん炭焼 利休 松島五大堂店」。松島島巡り観光船の乗り場から歩いても到着出来るし、外側(道路沿い)からも行ける場所だ。ただし、道路沿いからは売店の姿は見えないので見逃さないように要注意だ。
ずんだ揚げパンは、以前にいくつかのメディアでも紹介されている人気者!その為、きっと美味しいんだろうなあ・・・という想像は安易に出来るが、しかしながら筆者は実体験しないと気が済まない(単なる食いしん坊)。
うみねこやでは、揚げパンを注文してから揚げてくれるので、出来たてをすぐに食べることができるのが魅力の1つ(揚げあがりまでたったの2、3分の待機時間)。
揚げたての'ずんだ揚げパン'を受け取ると、当たり前だが熱々!
そして、パンの柔らかさと驚きのてんこ盛り粉砂糖!
ああ、風の弱い日で良かったと安堵した筆者。というのも、もしも強風の日だった場合、これらの美しい砂糖が風によって持っていかれてしまいそうだと心配になった。想像するだけでシュールな光景だ。
さて、兎にも角にも嬉しい悲鳴をあげながら、ガブリッ。
もっちりとしたパン生地は、噛むとすぐにペシャンコになる程、やわらか!たっぷり粉砂糖のしゅわりとした溶け具合と、甘みに喜びが溢れてくる。なんというのか、山盛り粉砂糖に飛び込むような感覚になるので、かぶりつく行為がちょっとしたアクティビティのようだ。どうか恥ずかしがらずに、思いっきり顔に粉砂糖を付けて食べてほしい揚げパンだ。それが、このずんだ揚げパンの楽しさの一つでもあると思う。
ずんだ餡は、ちょっと塩を加えた宮城県民であれば想像がつくであろう、あの'地元の味'だ。艶のある甘めのずんだ餡ではなく、控えめタイプなので外側の粉砂糖とちょうど良い塩梅。
ちびっこ達が食べる際には、ハンカチなどで一度包んであげると持ちやすく、食べやすいと思う。どうか、落とさぬように。
蝶ネクタイに糊の効いたシャツ姿で、フォークやスプーンを使って食べるデザートも、良いものだ。しかし、ジーンズにTシャツとスニーカー、そして片手に缶コーヒーと「ずんだ揚げパン」も、結構良いものだぞ。
粉砂糖で真っ白になるほどに、美味しさと嬉しさが込み上げてくる揚げパン。おすすめだ!
商品名称:ずんだ揚げパン
販売店舗:食べ処 うみねこや(海猫売店)
住所:松島町松島字町内112
営業時間:10:00 - 17:00
定休日:年中無休