「えのきは点線で切らないでください!」八百屋からのお知らせ!そのワケとは
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
10月も終盤になり、かなり涼しくなってきましたね。というか少し寒いくらいですね。このくらい気温が下がってくると秋の味覚が食べたくなってくる方が多いと思います。
そこで今回は秋の味覚であるキノコについてお話ししていきます。
この時期になってくると、売れ数が伸びてくるのがえのき茸です。炒め物や肉巻きの材料になるえのきは年中売れますが、鍋の時期になるとさらに売れ数が伸びるんです。
ただ、そんなこれからの時期人気のえのき茸は可食部まで捨てられることが多いきのこなんです。
そこで今回は「えのき茸の可食部」についてお話ししていきます。
えのき茸の可食部はどこからどこまで?
えのき茸は、石突きギリギリのところまで食べることができます。
上画像の点線の部分で捨ててしまっている方が多いのですが、めちゃくちゃ勿体無いんです。
石突きギリギリまで食べることができるので、下画像の点線で切ればいいんです。
この多くの方が捨ててしまっている部分は、栄養はもちろん、歯応えが強く、旨みもしっかりとある部分なので、そこだけ切り取ってステーキにしてもシャキシャキでめちゃくちゃおいしいんです。
もちろん、そんなことするのはめんどくさいという方が大半だと思いますので、普段食べている部分と一緒に炒め物にしたり、お鍋に入れるなど調理するだけでいいんです。
ほんとに食べられるの?
ここまで言っても「ほんとに食べることができるの?」という疑り深い方もいるので、上に書いた通りその部分だけステーキにして食べてみました。
材料
えのきの軸...1個分
ごま油...小さじ1
醤油 ‥ 小さじ1
みりん ‥ 小さじ1
料理酒 ‥ 小さじ1
にんにくチューブ ‥ 小さじ1/2
1.調味料を全て混ぜておく
2.フライパンにごま油を入れる
3.えのき茸の軸に焼き目がつくまで火を入れる
4.調味料を投入し、軽く火を入れたら器に盛り付ける
シャッキシャキでほんとにおいしい!おつまみに良いと思います。ただ、軸の部分だけなので、全然足りない笑
今回は「ほんとにおいしく食べられるの?」という方のためにえのき茸の軸ステーキを作りましたが、やはりこんなことせずに、普通に上の部分と一緒に調理して食べていただくのが良いと思います。
えのき茸の可食部まとめ
今回はえのき茸の可食部について紹介しました。
ぜひ今回の記事を参考にして、これからの時期大活躍するえのき茸をたくさん食べてくださいね。
他にも「真夏でもバナナが1ヶ月長持ちする保存の裏技」や「キノコを冷凍するメリットと八百屋おすすめの冷凍方法」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。