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ワークマン 秋冬2021 ワークマン製品の風向き変わる 暖かいだけじゃない 防御力も。

相京雅行下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

ワークマンが作業用ウエアだけでなく、一般顧客に目を向け始めた最初のポイントは、ライダーが防水防寒ウエアのイージスを使い始めたことだと思っています。

当時は今ほどSNSの勢いがあるわけではなく、いわゆる掲示板サイトやブログなどで「イージスは真冬にバイク乗るのに着ていても寒くない」と話題になりました。

徐々にイージスのラインナップも拡充され、イージスは製品からブランド名に変わり、現在では防水防寒ブランドになりました。

更にアウトドアブランドとしてfield Core、スポーツブランドのFind Outが追加され一般顧客に近づいてきました。

ワーカーよりバイクの比重が重いジャケットが登場

ワークマンの製品は基本的にワーカー向け製品となっており、今まではバイクでも使えるワーカー向け製品という感じでしたが、今期はワーカーよりもライダーに比重を置いた製品もリリースされています。

CODURA EUROライディングジャケットです。

これがなぜライダー向けかというと肘部分にプロテクターが装備されているんです。

ワークマンは製品開発に際して、アンバサダーや一般顧客の意見を取り入れています。その中でもプロテクター入りのジャケットが欲しいという声が多く、今回採用したようです。

膝部分にプロテクターを採用した製品も存在しましたが、ワーカーが膝をつきながら仕事をするのに便利という理由であり、バイクで転倒した際の防御力を考慮したものではありませんでした。

ですが肘部分にはプロテクターだけでなく、引き裂き強度に優れたCODURAが採用されたことからも本製品は防御力を意識した製品である事に間違いはありません。

今までは真冬の寒さからライダーを守ってきたワークマン。これからはもしもの時の防御力を意識した製品もリリースされるのかもしれません。

動画ではライダー向けジャケット二着と電熱ジャケットを一着紹介しています。

下町のバイクパーツメーカー/ディレクター

下町の小さいバイクパーツメーカーで番頭を務めています。面白い事には大抵首を突っ込みます。ワークマンでアンバサダーをやっていたり、オールアバウトでバイクガイドを担当していたりします。

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