地方移住×複業フリーランスは相性が良い【私の稼ぎ方事例を紹介】
コロナ禍で生活スタイルの見直しを検討している方が増えています。
そんな中、選択肢の1つとして暮らしの環境を田舎に移そうと考えている人も多いはずです。
田舎に住むと格段に生活コストを抑えられます。
- 低価格の賃貸や格安の中古物件
- スーパーに並ぶ農作物が新鮮で低価格
- アウトドアなどのレジャーが豊富でかつ低価格
- 駐車場代などをはじめとしたサービスが低価格 etc...
極端な話、生活コストが抑えられると、多少稼ぎが落ちても可処分所得は変わらないと言えます。
今回は地方で複業フリーランスとして働く私が、どのように収入を得ているかを紹介します。暮らしの見直しを考えてらっしゃる方がいたら、少しでも参考になれば幸いです。
私が収入を得ている方法
私は大きく分けて4つの方法で収入を得ています。
- 個人コンテンツメディアの広告収入
- 動画・写真・記事などの受注業務
- 商品やサービスの提供
- 株の配当金
以降で1つずつ深掘りしていきます。
個人コンテンツメディアの広告収入
ブログやSNSでコンテンツを発信して、それが多くの人に見られるようになると、個人のメディアと呼べるようになってきます。
そして、個人メディアに広告を貼り付けると、閲覧数などに応じた広告収入が得られます。
私の場合、いくつかSNS運用をしていますが、YouTubeについては広告収入が発生するプラットフォームになっています。
単価はそこまで期待できなくても、仮説と検証を繰り返し、多くの方に見てもらえるよう努力することで規模が膨れてきます。
動画・写真・記事などの受注業務
HPやSNSで自分はこんな仕事ができるというのをまとめたポートフォリオをつくり、自ら営業をかけたり企業様側から声がかけていただくことで仕事を得ています。
このYahoo!クリエイターズプログラムについても、お声かけいただいたことにより、記事を書くようになりました。
これまでに様々な仕事をしてきましたが、アイリスオーヤマさんとタイアップで動画制作させていただいたのは大変大きな経験になりました。
コーコス信岡さんの作業服を着用させていただいて、公式Instagramに掲載いただいたことも。
単発の仕事が多いので、どうしてもフロー型の仕事にはなってしまいますが、仕事しながらスキルアップして、徐々に単価も上げることで自分の価値を高めています。
企業さんと相談しながら1つの仕事を進めるのは、わかりやすく経験を積めます。
商品やサービスの提供
私は近所の空き家を使わせてもらってコーヒー豆の焙煎所を立ち上げました。
DIYで内装を整えて、使わせていただいています。
コーヒー豆のECサイト制作して注文が入るたびに焙煎から発送までの対応を繰り返しています。
言葉にすると簡単ですが、商品やサービスは誰でもつくれる時代で、見せ方・売り方の設計が収益を左右します。私自身、試行錯誤しながら取り組んでいます。
よければ私たち夫婦が焙煎するクラフトコーヒーをお試しください。
また、移住先の丹波篠山市でコワーキングスペース・レンタルスペースの運営も始めました。
地元の工務店さんのモデルハウスが日中なかなか使われていないとのことで、「スタッフとして働くのでコワーキングスペース・レンタルスペースとして開放しませんか?」と提案したことからスペース運営が始まりました。
普段このスペースで仕事をしながら、来てくれた方にサービスで自家焙煎コーヒーを出したり、お話を聞いたりして対応しています。スペースのスタッフはライフワークになりつつあります。
また、個人で商品やサービスをつくる上でも、SNSの発信による学びは活きています。
どのようにすれば人の関心を集められるか、その勘所は何をするにしても共通しているところがあるように思います。
株の配当金
円自体の価値や銀行に預けていてもほぼ利子がつかない現代において、資産運用を考えることは重要です。
資産を眠らせておくことはナンセンスで、お金に働いてもらうという感覚は大事だと考えます。私の場合はつみたてNISAの枠を使ってインデックス投信を購入しつつ、配当金をねらって月々一定額を米国の高配当ETFに投資をしています。(配当利回り3〜4%程度)
田舎移住×フリーランスは相性が良い
タイトルどおり、田舎移住とフリーランス的な働き方は相性が良いと考えています。
生活コストを抑えることは、チャレンジの幅を拡げることにつながると実感しました。
稼ぎのことは一旦置いておいて仮説と検証を繰り返すことで、学びのある体験ができると思います。とは言え、ダラダラと続けてしまうと、成果が伴わずジリ貧になってしまうので期限を決めることは大事だと思います。
また、時間と余裕をつくることで、今まで考えたことがなかったことに思考が及ぶようになるのだと気づきました。
サラリーマン時代は全く時間がなくて、つみたてNISAやiDeCoといった制度の詳細すら知りませんでしたし、資産運用なんてわざわざしなくても稼ぎ続ければいいと思ってました。
また、開業の手続きや確定申告などに直面する度に自分の無知さに驚きました。
その都度、本を読んだり、YouTubeを見たり、FPの資格をとってみたりと、一度立ち止まって時間をつくって取り組むことができるのも今の暮らしの利点だと思っています。
選択肢の1つとして暮らしの環境を田舎に移すことを考えている方にとって、1つのサンプルとして何かの参考になれば幸いです。