【京都府向日市】市の入り口にあるちっちゃな竹垣の美術館 大元の竹の径では3年ぶりライトアップも!
イオンモール桂川はちょうど京都市と向日市の境に立地します。その向日市側の交差点にある歩道上に小さな竹垣の展示を見つけました。向日市北西部にある向日丘陵の竹林にある竹垣をぎゅっと凝縮して、一堂に展示してあります。
中海道や御所海道など物集女町の地名に由来した「海道垣」は無限に波打つ海の道イメージしたもの。
中世の物集女城跡の城壁をイメージした「物集女垣」。
竹の枝を束ねた「竹穂垣」をはじめ、丸みを帯びた古墳の形を表現した「古墳垣」。かぐや姫の十二単衣の襟元をイメージした「かぐや垣」。
寺戸町を流れる深田川に由来し、キラキラ輝く川面をイメージして作製された「寺戸垣」。
まさに竹垣の小さな美術館。楽しませてくれましたが、この竹垣が見られる大元の竹の径をどうしても見たくなりました。
全国で良質な筍の産地として知られている向日市。 この竹林の景観を保全するため、環境整備(放置竹林対策・不法投棄防止)を行い、向日市特産の孟宗竹を使って平成12年度から整備されてきたのが、「竹の径」です。 8種類の竹垣が整然と連なる全長約1.8kmにおよぶ竹林道です。
2022年10月22日、23日には、向日市観光協会主催で、水ろうそくのあたたかな光が灯る竹行灯が秋宵の竹林を照らし、幻想的な世界へ誘うライトアップイベント「竹の径みち・かぐやの夕べ」が3年ぶりに開催されます。
ぜひ足をお運びください。
「竹の径」(外部リンク)向日市寺戸町