21世紀の国際政治 一極覇権から米中対立へ(4)
アメリカの一極覇権の終焉と歩調を合わせるかのように中国の国際社会における存在感が大きくなってきた。先進工業諸国がリーマン・ショックによる世界同時不況に苦しむ中で、中国経済は成長をつづけた。そして大きくなった経済を基盤に中国は軍事力を強化し、日本や東南アジアなどの周辺諸国との領土問題を顕在化させた。
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