【京都府向日市】創業80年。四代続く昔ながらの「町の豆腐屋さん」の豆乳ドーナツの店がニューオープン!
阪急東向日駅から西国街道に入って、長岡京市に向かって自転車で走っていると、新規開店の店舗を見つけました。「山下とうふのドーナツ屋さん」と書かれたタペストリーをくぐって入ってみると、2022年11月17日に開店したばかりという豆乳ドーナツのお店でした。
プレーン、ココア味、アールグレイ味、シュガー味、チョコがけ、キャラメルと、この日は6種類出されているラインナップから、まずはプレーンを食べてみると、これがまた。豆乳ドーナツにありがちな「かすかすした食感」ではなく、伸びそうなぐらいもちもちした食感と優しい甘さで美味。
現在は向日市鶏冠井町で約80年続く老舗豆腐店の「山下とうふ」四代目の奥様で、2人の子育てをしている佐々木寛美店長によると、 「お母さんが小さなお子様に作ってあげるような愛情たっぷりの手作りおやつのような、安心できるこだわり材料で作っているんですよ」と言います。
新潟県産大豆で作った山下とうふの自家製豆乳をたっぷり使用して、もちもち食感を出している他、種子島産の粗糖、アルミニウム無添加のベーキングパウダー、フランス産天然濃縮バニラ原液など原材料に徹底してこだわり、すべて手作りの一品だそうです。
店内では、リアカーで回っていたあの頃の懐かしい素朴な味わいの絹ごし豆腐やおから煮、毎朝できたて豆乳、昔の味がする手揚げの油揚げ、こだわりの湯葉や糸こんにゃくなど、昔ながらの製法を守りつつ、新しいことにも積極的に挑戦している「四代目山下とうふ」の自慢の商品も販売しています。
すでに口コミで評判で行列ができることも。この日も、若いカップルやベビーカーを押したママさんなどがひっきりなしに訪れていました。「向日市は子育てしやすい良い街ですよ。気に入ってます」という佐々木店長の明るい笑顔が素敵でした。ぜひ一度食べてみてください。
「山下とうふのドーナツ屋さん」(外部リンク)京都府 向日市寺戸町岸ノ下5 ハイツ梅ノ木1F (真ん中)075-754-7572