静岡県に「金玉落しの谷」って地名があるってホント?
はらぺこライターの旅人間です。今回は地図を見てたら「面白い地名が出て来た」ので行ってみた!そんなユル~イ内容でお届けしましょう。
その地名は「金玉落しの谷」という。金玉と言えば、あの「きんたま」しか頭に浮かばないが…
一体なぜ、そんな地名が?
その日、私は静岡県富士宮市にいた。ホテルは浜松にとっていたので、そろそろ高速道路を走って浜松に…。
そんなタイミングに何げにGoogleマップを見てたら「お!」とう場所が目に入った。それが「金玉落しの谷」という地名だ。ナビを設定したら東名高速道路「菊川IC」を降りると行けそうだ。
時間は午後16時半頃、現在地の富士宮市から目的地までは車で約1時間20分ほど、日没は18時頃だろうか?可能と言えば可能。でも、どんな場所にあるのか?山奥にあるのか?車で行けるのか?詳しく分からない。
ちなみに、この時は「織田信長の首塚」があると伝わる西山本門寺にいた。
「金玉落しの谷」へ
あまり調べている時間はない。日が暮れるからだ…。とにかく急いで近くまで行ってみる事に。
そして17時半過ぎに「金玉落しの谷」の近くに到着した。どうやら目的地は静岡県菊川市の横地城跡にある谷のようだ。
この「横地城」についてフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』で調べてみると以下のように書かれている。
本当を言えば古城跡も散策したいが、時間に余裕はない、少し薄暗くなっている。
しかも、このタイミングで残念な事が一つ勃発した。それは月末に時々起こる通信速度制限の発生。どうやらスマホのギガを使い果たしてしまったみたい。
この先の様子をGoogleマップで確認したいがスマホの動きが遅くてほぼ使えない事態に。このタイミングで…。困った。
現地のマップで「金玉落し」を発見!
ただ、ここまで来て今更だが…
私は少々臆病なのだ。山の中を一人で歩くことは少なくない。しかし正直いつもドキドキしている。しかも薄暗くなっての山は怖くて仕方がない。
お化け?妖怪?いや、それより動物と遭遇しないかが気になる。一度、山の中でイノシシと遭遇したことがあった。ここは大丈夫だろうか?
少し歩いてみたが、やぱりためらう…。歩いた場合、行きは良いが、戻りは暗くなってる可能性が高い。暗くなると動物と出会う確率も高まる。不安要素を考えだしたら切りがない。
道はしっかりしている。やはり車で奥までいこう!そうしよう。
急いで駐車スペースに戻り、車のエンジンをかけ、ゆっくり山道を走ってみた。道は細いが問題はなさそうだ。
急な坂を1~2回くねくねと曲り、5分ほど車を走らせたら、目の前に急な谷が広がって、そこに何かがあるぞ。
これは…!どうやら無事に到着したらしい。
この「金玉落しの谷」について、改めて調べてみた。ウィキペディア(Wikipedia)の情報をそのまま引用すると、以下の通りとなる。
想像していた「きんたま」とは無関係のよう。
道は車は1台しか走れないような細い道が続いた。結論から言えば、車でココまで来るのはやめた方が良い。対向車とのすれ違いがあったら大変だ。
途中で切り返しが出来そうなポイントを探し、ゆっくりと戻る事にした。
時間は18時を過ぎていた。
木々に囲まれた場所は既に暗くなっている。ここはもっと早に時間帯に来るべきだったと反省点は多い。
今回は地図を見てて偶然に見つけた珍地名。
このような場所は実は日本各地に色々と隠れるように点在する。他にも複数見つけ巡っているので改めて別記事で紹介したい。興味のある方はお楽しみに。
<関連記事>
大阪に「鬼が住む村」があったってホント?
金玉落としの谷
住所:静岡県菊川市東横地
地図(外部リンク)