【ツッコミだらけだったショッカーの珍作戦とは?】仮面ライダーを倒すため特訓を重ねた努力家の怪人は誰?
みなさま、こんにちは!
文学博士の二重作昌満です。
特撮を活用した観光「特撮ツーリズム」の博士論文を執筆し、大学より「博士号(文学)」を授与された後、国内の学術学会や国際会議にて日々活動をさせて頂いております。
次第に秋らしい風を感じてきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今回のテーマは、「悪の組織」です。
突然ですが、皆さまは「悪の組織」と聞くと何を思い浮かべますか?
世界各地に存在するマフィアやテロ組織をはじめ、実社会の怖い人達の集団を挙げる方もいらっしゃる傍ら、漫画やアニメ、特撮といった、いわゆる「サブカルチャー」に登場する悪人達の集団を挙げる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
世界征服を企み、ボス(首領)の監修のもとで幹部が作戦の指揮を執り、世界征服の邪魔となる正義のヒーロー(主人公)に対して戦いを挑んだ結果、盛大にやられてまた新たな作戦を展開する・・・・。
現在まで我が国で発信されたサブカルチャーの世界では、実に多種多様な「悪の組織」が登場し、正義のヒーロー達に戦いを挑んできました。その中でも、特に国内で圧倒的な知名度・認知度を誇るのが、我が国が世界に誇る特撮ヒーロー番組『仮面ライダー(1971)』シリーズに登場した悪の秘密結社「ショッカー」ではないでしょうか?
世界征服を企み、「イー!イー!」と奇声を上げる戦闘員を労働力に、彼らを指揮する怖い怪人(改造人間)をつくって実社会で暗躍する度に、正義のヒーローである仮面ライダーに退治されてきた地獄の軍団。
物を破壊したり、人を溶かしたりと物騒な能力を持った改造人間をつくるだけでなく、大量殺人兵器を製造したり、人体実験をしたりと恐怖の集団として描かれた悪の組織の代表格、それがショッカーです。
・・・しかしながらこのショッカーさん、確かに恐怖の集団ではあるのですが、時にコミカルな一面も持ち合わせていたのも魅力でした。上司に頭が上がらなかったり、ジムで特訓したり、首領を怒らせてしまったり・・・。
そこで今回は、そんな悪の秘密結社「ショッカー」に焦点を当て、彼らが展開した世界征服のための珍作戦について、少しお話をしていきたいと思います。
※本記事は「私、アニメや特撮にくわしくないわ」という方にもご覧頂けますよう、可能な限り概要的にお話をしておりますので、ゆっくり肩の力を抜いて、気軽にお楽しみ頂けたらと思います。
【ショッカーは古代エジプト語がわからなかった?】ミイラの怪人とコミュニケーションが取れず、二度手間となったショッカーの珍作戦とは?
さてさて、ここからショッカーさんのお話をして参りますが・・・お話の本題に入る前に、少しだけショッカーさんが登場した番組である『仮面ライダー(1971)』について簡単にご紹介をさせてください。
仮面ライダーは、漫画家・石ノ森章太郎先生の原作で生み出された特撮ヒーローのことです。1971年にシリーズ第1作『仮面ライダー(1971)』の放送が開始され、主人公が悪の秘密結社ショッカーによって改造手術を施されて、バッタの能力を持った大自然の使者・仮面ライダーとなり、毎週ショッカーが送り込む恐ろしい怪人と戦う物語が展開されました。
その結果、『仮面ライダー(1971)』は国内で社会現象的な大ヒットを巻き起こすことになりました。その後、次回作『仮面ライダーV3(1973)』や『仮面ライダーBLACK RX(1988)』等の昭和の仮面ライダーシリーズを経て、『仮面ライダークウガ(2000)』から『仮面ライダージオウ(2019)』までの平成仮面ライダーシリーズ等、世代を跨ぎながらテレビシリーズは継続され、現在は『仮面ライダーガッチャード(2023)』が放送されています。
そんな長い仮面ライダーシリーズの歴史の中でも、世界征服を企む「悪の組織」は仮面ライダーと対峙する普遍的な悪役としてシリーズを通して登場しており、その起点となったのが本記事の主役である「ショッカー」でした。
ショッカーは世界中の人間を改造し、首領の意のままに動かすことで世界征服を企む悪の組織です。世界各国に支部(秘密基地)を持ち、首領の下には大幹部、その下には改造人間、最下層には戦闘員がいるという階級制。そんなショッカーの組織体制において、非常に重要な役割を果たしていたのが「科学陣」と呼ばれる人達でした。
ショッカー科学陣には優秀な科学者が結集しており、彼らの科学力によって仮面ライダーと戦う怪人がつくられたり、強力な兵器が製造されています。いわゆる「縁の下の力持ち」ともいえるショッカー科学陣ですが、彼らの科学力はショッカーの活動の根源と言っても過言では無いと思います。
そんな優秀なショッカー科学陣の皆さん、今回も恐怖の怪人を1体製造します。その名は「ミイラ怪人 エジプタス」。なんとこのエジプタス、4000年前に実在した古代エジプト人のミイラをショッカーがよみがえらせた怪人で、口からの火炎放射を武器とします。
そもそも「ミイラ(死体)を蘇らせる」という時点でショッカーの科学力は極めて優秀(ぶっ飛んでいる)なのですが、このエジプタスさん、なんと致命的な問題点がございました。
それは「ショッカーに古代エジプト語がわかる人がいなかった」のです。
「死活問題じゃないか!」と言いたいところですが、エジプタスは古代エジプト人のミイラを素体とした怪人。よって古代エジプト語しか話せません。その上、時価10億円(1971年当時価格)の宝石の秘密も知っているという重要案件を抱えているにも関わらず、ショッカー側としては言葉が通じないためコミュニケーションがとれなかったのです。
「エジプタスは日本語を聞くことが出来ても、しゃべることができないのでは?」と冷静に分析するショッカー科学陣(オイ!)。
これはエジプタスが悪いと言うよりは、それを予測できなかったショッカーが悪いのですが・・・。そこでショッカーさん、古代エジプト語がわかる歴史学者の誘拐を図ります(二度手間です)。しかしそんなエジプタスの前に、ショッカーの暗躍に気付いた仮面ライダー2号(一文字隼人)が立ち塞がります。
しかしこのエジプタス、強い強い。口から吐く高温の炎が武器であり、仮面ライダーもよけるのが精一杯で近づけません。そこで仮面ライダー、愛車であるバイク(サイクロン号)に乗り込み、エジプタスに体当たりして跳ね飛ばし、背中を見せた隙を狙って必殺技「ライダーキック」を打ち込むという荒技に出ました(ちょっとズルい気もしますが・・・)。その結果、エジプタスは撃破され世界に平和が戻ったのでした。
余談ですが、ショッカー怪人の魅力はその恐ろしい外見だけでなく、彼らの発する鳴き声も特徴的です。戦闘員が「イー!イー!」と叫ぶように、ショッカー怪人もなにかしらの奇声を放っていました。カメレオンの怪人なら「イーヒッヒッヒッヒ!」、イソギンチャクの怪人なら「エーンエンエンエンエン!」といった具合です。その中でも、このエジプタスさんの鳴き声は特に異彩を放っており、その鳴き声は「アバラボロボロ!イバラボロボロ!エバラボロボロ!」。
「アバラを五十音順に並べただけ?」と言ってしまえばそれまでですが、一度聞いたら忘れられません。子どもの頃、お友達と仮面ライダーごっこをする時は、怪人の声もしっかり再現した上で、恐ろしい怪人になりきっていたのも良い思い出です。
【俺の誘導装置が故障したぁ!】人間にしごかれた上、弱点も暴露されたショッカー大幹部・死神博士の恐怖の正体は?
さて、ここまでは現場で活動するショッカーの怪人(エジプタス)に焦点を当ててお話をしてきました。実はこのショッカーの珍騒動、これら怪人を指揮するショッカーの大幹部にも発生しました。先述しましたとおり、ショッカーは階級制の組織で、大幹部は首領に続いて2番目に偉い人達。この章ではそんな偉大なるショッカー大幹部のひとり、死神博士に焦点を当てていきたいと思います。
死神博士はもともと、ショッカーのスイス支部で活動していた大幹部。「怪人づくりの名手」とも呼ばれ、改造人間(怪人)の製造を得意とする一方で、占術や催眠術といった作戦も実行。この「死神」という呼称ですが、彼の行くところ常に死者が出たのが理由だそうで、格闘術も得意とする一方で車椅子に乗ったりと、思想や行動が読めない奇々怪々な人物でした。
そんな不気味な死神博士、普段は黒マントを羽織った老人の姿ですが、彼はいざ仮面ライダーと戦う際は怪人(戦闘スタイル)の姿に変身します。その名はイカデビル。
「なんで死神博士がイカなの?」と感じられた方も多いかと思いますが、実はイカとはヨーロッパで「悪魔の魚」として忌み嫌われていた生物でもあり、スイスからやって来た死神博士にとってはベストマッチな姿でもあったのです。
そんなイカデビルさん、宇宙から流星を落下させて日本の壊滅を企む「流れ星作戦」という少しヤケな作戦を立案します。さらに、さすがショッカーの大幹部!イカデビルは高い戦力を持っている上に、仮面ライダーへの対策もバッチリでした。
仮面ライダーの必殺技はご存知「ライダーキック」。この蹴り技を喰らいたくさんのショッカー怪人達が散っていきました。そこでイカデビルさん、対策として「キック殺し」という技を開発します。ショッカーでの度重なるトレーニングの末に開発した技であり、仮面ライダーが上空に飛んで蹴り技を放つ際に、同様にイカデビルも飛んでキックを妨害するというものでした。
「ライダーキックは俺には通じん!」(イカデビル)
仮面ライダー1号(本郷猛)と対峙した際、ご自慢の「キック殺し」を披露。その試みは大成功で、1号をたやすく戦線離脱に追い込みました。本郷自身も夢でうなされるほど、戦闘面でも精神面でも仮面ライダーを追い込んだイカデビルさん。彼の次なる戦略は「仮面ライダーのコーチの誘拐」でした。
二人の仮面ライダー(1号、2号)には、日本での彼らの活動を支援する立花藤兵衛という人物がおり、彼はライダー達の特訓の際にコーチ役を引き受けたりと、仮面ライダー達にとって父親のような人物でした。イカデビルはそんなコーチとしての藤兵衛の実力を評価し、彼を「ショッカーの改造人間トレーニングセンター」へ誘拐し、無理矢理ショッカーのトレーナーとして雇用します。
力尽くでショッカー怪人のトレーナーにされた藤兵衛さん。ムチを片手にイカデビルを鍛えます。
「もっと高く飛べ!体を一杯に縮めるんだ!なにやってるんだ!そんなことで仮面ライダーに勝てると思ったら大間違いだ!力をためるんだ!力を!」(藤兵衛)
まるでスポーツジムのような空間で、アスリート並みの熱血指導を受けるイカデビル。トランポリンで跳ね、サンドバッグにタックル・・・敵であるはずの藤兵衛さんの熱血指導を、意外にも素直に受け入れて一生懸命トレーニングに励むイカデビルさん。ところが、藤兵衛がムチでイカデビルの頭をひっぱたくと状況は一変しました。
「触るな!俺の頭には誘導装置があるんだ!」(イカデビル)
・・・と余計なひとことを言ってしまいます。
「誘導装置・・・やつの弱点は頭か!」(藤兵衛)
見事、弱点が敵にバレた瞬間でした。その後、藤兵衛はショッカーから脱出。イカデビルと同様に勝利のためにトレーニングを重ねた仮面ライダー1号は、イカデビルとの再戦に挑みます。しかし高い戦力を持っている上に努力家でもあったイカデビル、仮面ライダーは追い詰められます。そこに現れたのは藤兵衛さん!
「ライダー!立てぇ!やつの弱点は頭だぁ!」(藤兵衛)
・・・敵を前に堂々と弱点をバラされたことで戦況は一変します。藤兵衛の暴露により、頭に勢いよくチョップを食らったイカデビルは悶絶します。
「俺の誘導装置が故障したぁぁぁぁぁぁ!」(イカデビル)
ご丁寧に体の状況を説明してくれたイカデビルさん、仮面ライダー1号の必殺技「ライダーきりもみシュート」によって撃破されます。イカデビル(死神博士)の死と共に、「流れ星作戦」も失敗に終わったのでした。
【ショッカー軍団、万歳!】ショッカー壊滅後の新たな組織「ゲルショッカー」!あまりに奇想天外だった彼らの珍作戦とは・・・?
子ども達からの支持を得ながら展開されてきた『仮面ライダー(1971)』の物語は、本作第79話において大きな転機を迎えます。それは、「ショッカーの壊滅」でした。
「ショッカー軍団、ばぁんざぁぁぁぁい!」(地獄大使)
ショッカー最後の大幹部・地獄大使が、仮面ライダー1号に戦いを挑んで敗北したことに伴い、ショッカーの首領はショッカーに代わる新組織の誕生を予告します。
「仮面ライダー!ショッカー日本支部はたった今放棄する!そして恐るべき組織が作られるのだ!また会おう!仮面ライダー!」(ショッカー首領)
その予告通り、仮面ライダーを前に新たな組織が立ち塞がりました。その名は「ゲルショッカー」。ショッカー首領は、自らの組織をアフリカのゲルダム団と統合し、さらに強力な組織を創設していたのです。ショッカー同様、やや間の抜けた組織なのか・・・と思いきや、ショッカー以上に凶悪な組織でした。
新組織の発足に伴い、彼らがまず行なったのは「旧ショッカーの粛正」でした。ゲルショッカー発足の下準備として、旧組織の痕跡を消去する必要があったのです。首吊りにナイフ、逆さ吊りと、様々な手段で多数のショッカー戦闘員が惨殺された上、あの優秀だったショッカー科学陣達を酸欠ガスの実験も兼ねて処刑する等、画的にも強烈な登場を果たしていたのです。
「こ、殺される!た、助けてくれぇー!東京の仮面ライダー本部まで連れてってくれぇー!」(ショッカー戦闘員)
民間人に対し助けを求める旧ショッカー戦闘員。彼はゲルショッカー怪人(ガニコウモル)によって沼に引きずりこまれ、沼は真っ赤な血に染まり、バラバラにされた体の一部が浮かんでいました。
旧ショッカー戦闘員に代わり、新たに登場したのがゲルショッカー戦闘員。彼らはショッカー戦闘員よりも強い上、3時間おきにゲルパー液という薬物を摂取しないと死んでしまうというシビアな人員体制でした(コスパ的に問題はありそうですが・・・)。コミュ力も旧ショッカー戦闘員以上に長けており、とにかく組織のことをよく喋ります。ゲルショッカー結成式の場所、式にゲルショッカーの大幹部(ブラック将軍)が出席すること、ゲルショッカー戦闘員の弱点など、仮面ライダーにペラペラと暴露してしまうくらいの情報通でした。
そんな恐ろしいゲルショッカー、作戦内容もシビアでした。新宿駅に爆雷を落として200万人の大量殺人を計画した「新宿駅爆破作戦」、団地に殺人スモッグを送り込んだ「東京全滅作戦」等、その恐ろしさ、凶悪さはショッカーを遥かに凌ぐものでした。
世界征服を企む悪の組織としては、ここまでは「らしい」暗躍を展開していたゲルショッカーさん。・・・しかし、とある回において非常になんとも言えない作戦を展開します。その作戦とは「人間総サボテン化作戦」!
「急に緊張感が消える作戦名がきたな」と感じられるかと思いますが、この作戦は日本中の人間をサボテン化して、人々をサボテンにすることで日本中を砂漠化してしまおうという、理論崩壊もいいとこの作戦でした。
植物学的な見地において、サボテンとは乾燥地で育つ多肉植物です。よって乾燥地とは、あくまでサボテンを育てる土壌であるわけです(またサボテンの生態分布は砂漠等に留まらず、森林地帯や温帯、冷帯で育つ種もいます)。
それ故、サボテンがあるからといってそこが砂漠化することは理論上はあり得ません。もしこの考えが社会通念化したら、砂漠化を防ぐためにあらゆるサボテンは伐採されてしまったことでしょう。
「そんな理論なぞ知ったことか!」と展開されるこの「人間総サボテン化作戦」に導入されたゲルショッカーの怪人は、「サボテンバット」!サボテンとコウモリの能力を備え、右手に生えたサボテンの棘を人間に刺すと、刺された人間はサボテンになってしまうという能力を持っていました。
よく童話や伝承で王子様が呪いをかけられ動物にされたり、お姫様が石にされたりするような展開はあるあるですが、これらに匹敵するくらいファンタジーな能力をお持ちのサボテンバットさん。その素体となったのは「サボテン博士」と呼ばれる専門家、松田善一郎というおじいちゃんでした。
つまり、サボテンにくわしいおじいちゃんを改造して、怪人にしてしまったのです。
サボテンバットはその能力を生かし、人々を次々にサボテンに変えていきます。そのやり口も奇想天外で、販売用の鉢植えサボテンに化け、自分を買った主婦達をひとり、またひとりとサボテンに変えていくものでした。
「人間総サボテン化作戦」はその名のとおり日本の全人口をサボテンに変えるというもの。
本作が放映された1973年時点の日本の総人口は1億910万4,000人。ひとりひとりじっくりサボテンに変えたところで、いつ作戦を完遂させるつもりだと気が遠くなるような作戦だったのです。
そんなサボテンバットさん、戦いに不慣れなのか・・・弱かった。これにはゲルショッカーの首領も呆れ、「なんたることだ。おめおめと帰ってきおって。あんな弱い怪人は始末してしまえ!」と言い出す始末。「そりゃおじいちゃんを改造したんだから仕方ないでしょう?」と突っ込みたくなるような状況だったのです。
最終的にサボテンバットは仮面ライダー1号に退治され、なんともとの姿である松田博士の姿に戻ります。サボテンバットにされていた時の記憶はないようで、「サボテンバット?そんなサボテンはありませんよ?」と返し、本郷猛(仮面ライダー1号)達の笑いを得たこと、そしてサボテンにされた人達もみんな元に戻ったことで、事件は無事解決したのでした。
いかがでしたか?仮面ライダーと戦う悪の組織でありながら、ショッカーもゲルショッカーも時にコミカルな一面を持ち合わせていたのも、その魅力のひとつであったことが皆さまに伝わりましたら、大変嬉しく思います。
そして今回ご紹介しましたショッカーの皆さん。なんと近年は脱力系アニメとして活動しております。そのタイトルは「お昼のショッカーさん」!
世界征服の野望のもと、仮面ライダーを倒すために日々奮闘するショッカーの皆さん達の肩透かしな活躍が5分アニメとして描かれます。「仮面ライダーを倒すため、とりあえず昼ご飯♪」、可愛らしくアレンジされたショッカーの脱力的な活躍・・・『仮面ライダー(1971)』シリーズを観ても観ていなくても、気負うことなく楽しめること請け合いなので、おすすめの作品です♪
最後までご覧頂きまして、誠にありがとうございました。
(参考文献)
・小川仁志、『日経エンタテインメント!仮面ライダー1号2号 Special』、日経BP社
・鈴木康成、『語れ!仮面ライダー』、KKベストセラーズ
・宇城卓秀、『僕たちの「仮面ライダー」怪人ランキング』、株式会社宝島社